ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

未来に生きる人のために

2016-09-06 16:31:36 | 日記
猿人が果たして本当に今の人類の祖先なのかどうなのかわからないが、仮にそうだとして人類の祖と言われる最初の猿人が現れたのが、今から五百万年前のことと言われている。

それから直立歩行をするホモハビリンスが現れたが150万年で絶滅、次にジャワ原人とも呼ばれているピテカントロプスが現れて60万年で絶滅した。

さらに次に現れたネアンデルタール人は20万年で絶滅し、そのあとのクロマニヨン人は10万年で絶滅した。

こうして人類は出現と絶滅を繰り返し、そして現代人へと続いてきたのだが、不思議なことに脳の重さが大きくなればなるほど絶滅のスピードが早くなっているそうだ。

これは、より脳の重たい新人種が脳の軽い人種を滅ぼしたということがあるのだが、それ以外に厳しい自然界で生き残ることが難しかったともいわれている。

しかしここで疑問なのだが、なぜ脳が大きくなればなればなるほど絶滅のスピードが早くなっているのかということであり、それはもしかしたら自然界と調和できたかできなかったかの違いなのではないかという説がある。

人類の脳が重くなればなるほど(知能が高くなればなるほど)食料を確保する力が高くなり、それによって人口も増えていく。

人口が増えると、そこには社会が生まれ、文明が生まれる。(争いも増える)

しかし、自然と調和できない文明はガン細胞のように自然を破壊しながら増殖し、最後は滅亡の道を辿る。

そして究極の自然破壊が現代なのだろうと思う。

今回は大きな台風が何度も来た。

台風はめったに来ないと言われている、ここ北海道でも大きな被害に見舞われた。

特に川の氾濫によって町も畑も泥にまみれてしまった。

しかし川の氾濫も自然の摂理であり、古代から川が氾濫することによって陸地に豊かな土が供給されてきたのだ。

現代は堤防や護岸工事によって豊かな土が供給されなくなり、その結果土地が荒れてしまうということが起きている。

自然の脅威に対しての策をとることは、もちろん必要なことだが、自然と調和できない対抗策は環境破壊につながるのかもしれない。

今日も朝から強い雨が降っている。

すでに冠水している町も出ているようだ。

大きな被害が出ないことを祈るばかり。

そして今までの人類の絶滅のサイクル通りであれば、そろそろ現代人もタイムリミットが迫っているのだが、そのサイクルが一発逆転で変えられることを祈らずにはいられない。

未来に生きる子どもたちのために。








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