ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

粕漬けをつくる

2016-11-16 14:59:15 | グルメ
毎年お姑さんが作っていた漬物だが、昨年からお姑さんは作るのをやめた。

もう歳なので漬物を作るのは大変だからと言うことと、家族が少なくなって昔のように漬物をたくさん食べなくなってしまったこと、またお姑さんも認知症の影響か昔のように美味しく作れなくなってしまったことなどがその理由だった。

昨年は私が初めてほんの少しだけきゅうりの粕漬けを漬けてみたのだが、塩分の抜き方が足りなかったようで塩辛くなってしまった。

今年は作ろうかどうしようかと悩みつつ、お店で粕漬けの材料を見ていたら、夫が横から「粕漬け作ったら」と言ってきた。

実は夫は粕漬けが好きなのだ。

「そうだねェ。じゃあ、今度は瓜で作ってみようかな」と瓜の塩漬けを手に取ったら、「きゅうりも漬けてよ」と言われ、瓜のほかにきゅうりの塩漬けも買った。

帰ってきてから、まじまじと瓜ときゅうりの塩漬けを見たら、これはどう見ても冷蔵庫内でお手軽に漬けられる量ではないことに気づいた。


これは瓜ときゅうりの一部で写真に写っていないものがまだある・・・

というわけで、今までお姑さんが作っていたようにバケツでどかんと漬けることにした。

丸一日かけて塩を抜いた野菜を酒粕と砂糖、みりん、そしてカビ防止のために焼酎を少し入れたものに漬ける。


準備OK~

酒粕と野菜を交互に入れて完成!意外と簡単。



あとは酒粕の空き袋でぴっちりと蓋をして、軽めの重しをして物置小屋へ・・・味が染みるまでこのまましばらく置いておきます。

昨年の失敗から今年は塩辛くない状態まで野菜の塩抜きをしたのだがどうだろうか。

酒粕に漬けると塩分が抜けるので、塩を抜きすぎたかと心配もしている。

お姑さんや伯母さんたちにも何度か漬物の作り方を教わったのだが、古い時代の奥様たちは自分の舌で覚えて作るので、「だいたいこれくらいになったら」と言った感じで、正確に材料を量ることなくお作りになっている。

これくらいとは一体どれくらいだったのか?一度教えてもらっただけでは覚えられない~

今回、私は調味料の分量はきっちりと量ったが、塩抜き加減がどうだったか、しつこく書くようだが心配。

これはやはり長年漬けて、舌で覚えるしかないのかもしれない。

さて粕漬けはこれでよしとして、これからもうひとつ作ろうと思っているものがある。

それは昨年も作ったが「味噌」!!→ 「味噌作り」

これがことのほか美味しくできて、今も毎日自分で作った味噌でお味噌汁を飲んでいるのだが、時間がたつにつれ熟成が進んでますます美味しくなった。
(これがホントの手前味噌ってやつですね)

味噌は大豆を発酵させて作る、言わずと知れた健康食品でもある。

調べてみると、味噌による効能はいろいろあるようですね。

(がんのリスクを下げる)
●1日3杯以上のみそ汁で乳がんの発生率が40%減少(厚生労働省研究班 2003年) 
●みその塩分は胃がんを促進しない(広島大学・渡邊敦光名誉教授 2006年)
●喫煙者が毎日みそ汁を飲むと死亡率は低下する(国立がんセンター・故平山雄博士 1981年)

(生活習慣病のリスクを下げる)
●みそは脳卒中、痴呆症、心臓疾患などの発症を低下させる(大妻女子大学・青木宏教授 1994年)
●みそ汁のある食事パターンが骨粗鬆症に効果(㈶癌研究会付属病院・陳瑞東医長 1994年)
●糖尿病の改善が期待される、みその褐色色素(女子栄養大学・五明紀春教授 1999年)

(老化を防止)
●発酵によってみそに老化制御機能が生まれる(東京農業大学・小泉武夫教授 1995年)
●みそは熟成過程で抗酸化力を高める物質が生まれる
   (東京大学名誉教授・大妻女子大学・加藤博通教授  1994年)

(その他の研究)
●みそには血圧低下作用をもつ物質がある(食品総合研究所・河村幸雄室長 1993年)
●みそには美白効果がある(食品総合研究所・新本洋士主任研究官 1997年)

これからは味噌は手作りに決めた!と思っているのだが、実は昨年作ったとはいえ、味噌づくりは私にとってまだまだハードルが高い。

前日からの仕込みもあって、「よーし!やるぞぉ~」と気合いを入れなければ味噌作りに取り掛かれないでいる。

味噌を作るために買ってある麹が冷凍庫を占領して他の食材が入りきらないため、早く作って冷凍庫を空けたいと思っているのだが・・・

気合いだ~!気合いだ~!気合いだ~!

来週やるつもりです・・・









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