ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

自家発電

2021-12-05 16:47:39 | 日記

ついに家庭用の蓄電池バッテリーと太陽光パネルを買った。

東日本大地震以来、災害時用に食料品や水の備蓄をしたり、冬の災害に備えてカセットガス式のストーブを購入してはいたが、電気まで考えていなかった。

ところが2018年9月の胆振東部地震で停電を経験して、蓄電池バッテリーの購入を考えるようになった。

東日本大震災に比べれば、我が家は被災したとは言い難い程度で済んだが、それでも丸二日間北海道全域が停電するという経験は初めてで、あっという間にお店から食料品が消えたり、交通がストップしたりするのを目の当たりにすると、備えは大切だとあらためて思い知らされた。

亡くなった方々や家が壊れて避難所生活をされた方もが大勢いらしたことを思えば、二日間の停電だけで済んだことは幸いだった。

特にガスと水道が使えたというのが大きくて、食品は冷蔵庫にたくさんあった為、いつもと変わらない温かい食事ができたのがよかった。

停電でネットも使えず、暗くて長い夜をランタンの灯りの下で、手回しのラジオを聴いて過ごすのも悪く無いと思った。

本当は落ち着いたらすぐに蓄電池バッテリーを買うつもりだったが、喉元過ぎればナントヤラで、買わないまま時は流れて今日になってしまった。

それがなぜ急に買うことにしたのか。

それは次女から何度も「買った方がいい」と言われたから。あんまり何度もしつこく言うので買うことにした。

「最近、職場で家庭でも蓄電池バッテリーを備えた方がいいって話がよくでるんだよね~」という次女の言葉に、そう言えば胆振東部地震のあと、買おうと思っていたのを思い出して、夫が選んで購入した。

購入したのはエコフローのポータブル電源とソーラーパネル。

太陽光によって電気が作られ、しかも充電が早いと言うので楽しみにしていたが、ちょっと期待はずれだったかもしれない。

早速、日当たりの良い窓辺にパネルを立ててみた。

しか~し、うんともすんとも動かない。

夫と顔を見合わせ、まさか壊れているんじゃないかと思ったが、お日様が顔を出して光が強くなった時にやっと充電し始めた。

ただ充電することはするのだが、ほとんど蓄電器には蓄電されていない。

この蓄電器が満タンになる日は来るのだろうか?と思うくらいの頼りなさで、やはり北国の冬で室内は無理があるのかもしれない。

これが夏に屋外に置いたら、説明書に書いてあるように二時間くらいで満タンになると思うが、室内で冬の太陽光で蓄電というのは難しい。

というわけで、最近、晴れの日が待ち遠しくなった。

晴れたらすぐにパネルを広げられるようにスタンバイしてある。

微々たる蓄電だが、なんだか楽しい。

家の窓から見える朝の太陽が昇ってくる瞬間。

晴れたらいいな。

 


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