ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

趣味の味噌作り

2023-03-07 18:14:09 | グルメ

毎年二回は作っている自家製味噌だが、なんとなく億劫で作っていなかった。

作っていない理由は、億劫だという以外にもう一つある。

それは久しぶりに買ってきた味噌が、とても美味しかったこと。

自家製味噌がいよいよ無くなって、数年ぶりにスーパーで味噌を買ってきたのだけれど、買ったお味噌は、自分で作った味噌と違い、潰し損ねた大豆のつぶつぶが無い。

煮干しで取った出し汁に味噌を溶かすと、さらりとした上品な味噌汁が出来上がった。

買ってきた味噌で作ったお味噌汁が上品な味わいとするなら、手作り味噌で作ったお味噌汁は、田舎の素朴な味わいといった感じがする。

それはそれで良いのだけど、でも買ったお味噌でこんなに美味しい味噌汁ができるなら、もう買った方がいいかも、、、と思った。

ところが昨年冬になって寒さが厳しくなってくると、味噌を作りたい気持ちがムクムクと湧き上がってきてしまった。

これはもうほとんど趣味の世界。

ただただ味噌を作る工程を楽しみたい。

というわけで、久しぶりに味噌を仕込むことにしたのだけど、これまで作ってきた大豆1キロという分量を変えることにした。

味噌作りはやりたいが、しばしば億劫になる原因は、大豆の量が多すぎることにあると思う。

1キロの大豆で作ろうとすると、圧力鍋で二回に分けて茹でなければいけない。圧力鍋とはいえ、二回茹でると時間がかかるし、一度使った鍋を洗うなど手間がかかる。

また茹で上がった大豆を潰すのがひと苦労で、潰し損ねた大豆が味噌汁に浮かんでいるのも仕方がないかと思う(と言い訳、、、)

色々調べてみると、200〜300gの大豆をポリ袋で作る方法というのがあることがわかった。

荻野恭子さんのポリ袋みそレシピ

この方法で作ると、とても簡単で作る時間も労力も半分くらいになる。

水に浸して一晩置いた大豆を圧力鍋で20分圧力をかけて15分くらい放置する。

まだ大豆が温かいうちにポリ袋に入れて手のひらや麺棒で潰す。

量が少ないので、大豆の潰し損ねが無く、満遍なく潰すことができた。

ここに塩切りをした麹を入れてよーく混ぜる。以上、、、簡単、早い!

今回は大豆200g、麹200g、塩100gの分量で作ったが、前回と前前回は大豆と麹が各300g、塩150gで作った。

300gで作っても手間はほとんど変わらなかった。

出来上がったお味噌は、ポリ袋の状態で室内で半年以上発酵させる。

くれぐれも冷蔵庫には入れないようにしてください。発酵が進みません。

昨年12月から作り始めて、今回は3袋目になる。

仕込んだばかりの味噌はまだ白っぽいが、最初に仕込んだ味噌は色が茶色っぽく変わってきた。

色の変化を見ているのも楽しみで、毎朝カビが生えないように一袋ずつ味噌の入った袋をモミモミして、色の変化を愛でている。

では、そろそろ4袋目行ってみようか〜!

しばらくは味噌作りが止まらない、、、かもしれない。

 


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