私は胃腸があまり丈夫ではないのだが、お正月というとつい食べ過ぎてしまい、いつも胃腸が重苦しいという症状が出ていた。
しかし、今年はそのような症状も無く絶好調~!なのです。
なぜ今年は絶好調なのかと言うと、それは多分昨年12月にピロリ菌の除菌をしたせいかもしれない。
ピロリ菌というのは、その呼び名の可愛らしさとはまったく違い胃癌の原因にもなるかもしれないという怖い菌。
日本人の半数が感染していて、50代以上ではなんと70パーセントが保菌者とも言われているそうだ。
ちなみに感染は大人になってからはなく、幼児の頃に5歳頃までに感染すると言われている。
50代以上が多いのは、その年代が幼児だった頃、日本はまだ下水道が整備されておらず井戸水を飲んでいたからだそうだ。
たしかに私が子供の頃もポンプでくみ上げた井戸水を飲んでいた記憶がある。
ところで胃痛というのを初めて感じたのが高校生の時だった。
土曜日の授業が終わり、放課後の部活動に出るためにおにぎりを食べていたところ、胃に今まで感じたことのなかった痛みをおぼえた。
どんどん痛みが強くなり、この痛みではもう部活に出るのは無理だというので友人に付き添われて帰宅することにした。
友人と一緒の時は自分の足で歩けていたのだが、友人と別れて一人になってから急に激痛が襲ってきて、うずくまった状態のまま動けなくなってしまった。
周囲に人の姿は無く、よろよろしながらもなんとか公衆電話に辿り着き、家に電話をした。
幸い土曜日で早く帰っていた父がいたので、車で迎えにきてもらうと、そのまま病院へ直行することになった。
当時、病院での診断は「急性胃炎」だった。
注射を打ってもらったら、うそのように痛みが消えて、その後はそのような症状が出ることも無かったのだが、30歳になってからまた胃痛に悩まされることになった。
胃の痛みは突然くる。
それも高校生の時のように、うずくまったまま動けなくなるほどの痛さだった。
その度に病院で胃カメラ検査をしてもらったが、軽い炎症が起きている程度だと言われた。
軽い炎症でこんなに痛みが強いなんてと思ったが、その頃はよく激しい胃の痛みに悩まされていた。
今思うと、たぶんストレスによる胃痛だったと思う。
あの頃は育児が大変な時期で、そのような自覚はなかったが、無意識に強いストレスを感じていたのだと思う。
で、どうにかこの胃痛を治す方法はないものかといろいろ試した結果、私の場合、玄米を食べると胃痛が起こらないということが分かり、以来ずっと玄米食にしていた。
ところが40代後半になってから、昔のような激痛はないが、なんとな~く胃が重いということが起きるようになった。
もはや玄米でもダメかと病院で検査をしてもらったところ「慢性胃炎」と言われてしまった。
ただし薬を飲むほどのものではないそうだったが、慢性胃炎は胃癌に移行しやすいので、毎年胃カメラ検査は欠かさずにしていたのだが、2年くらい前に医師から「ピロリ菌がいるかどうか調べましょうか」と言われ、ピロリ菌の検査をしたことがあった。
その時の結果は「ピロリ菌なし」だった。
それを聞いて「本当にいないのかなぁ」と疑問に思っていた。
なぜなら私の妹はピロリ菌が原因で起きる「胃潰瘍」になったことがあるし、母なんて胃癌で亡くなっている。
一緒に暮らして同じ水や食べ物を身体に入れていたのに、私だけピロリ菌がいないなんてことはあるのだろうか?と思っていた。
そして昨年のこと。
いつものように胃カメラの検査を受けたのだが、その時は胃の調子があまりよくなかった。
それを医師に告げると「もしかしたらピロリ菌がいるかもしれません。検査をしてみましょう」と言われ、再びピロリ菌検査をしてもらった。
すると、今度は陽性つまりピロリ菌が胃の中にいますとの結果が出た。
「二年前に受けた時はいないと言われたのですが、最近感染してしまったのでしょうか?」と聞いたところ「それはないです。今の検査は以前より性能が上がったので、前には発見できないくらいのピロリ菌でも発見できるようになったということです」と言われた。
つまり私の胃の中にわずかに居て、隠れていたピロリ菌を今回は発見したということだろうか。
「ピロリ菌の除菌したいですか?」と聞かれたので「お願いします」と答え除菌をしてもらった。
ピロリ菌の除菌には抗生物質を七日間飲む。
一度失敗すると、その抗生物質は免疫ができて使えなくなるそうだ。
そして、残りのチャンスはあと一回だけしかないそうで「絶対に飲み忘れることなく飲み続けてください」と念を押された。
(ピロリ菌の除菌に効く抗生物質が2種類しかないらしい)
聞くところによるとピロリ菌の除菌は副作用が辛いとか・・・
私の知人で除菌をした人は「もうゲロゲロでホントに苦しかった」と言い、夫の同僚で除菌した人は「ゲロゲロ状態でひどい目に遭った」と言っていた。
共通点は「ゲロゲロ」か・・・
しかしこれで胃痛から解放されるのなら、どんなゲロゲロも耐えようと覚悟を決めて薬を飲み始めたのだが、これがいくら待っても「ゲロゲロ」は来なかった。
私の場合まったく副作用がでなかったようで、ゲロゲロになることなく快適な一週間を過ごすことができた。
そして無事、除菌は成功。今後、慢性胃炎は治っていくでしょうとのことだった。
バンザイ~
最近とても胃の調子が良いのは、気のせいではなくピロリ菌がいなくなったからだと思う。
しかし、今年はそのような症状も無く絶好調~!なのです。
なぜ今年は絶好調なのかと言うと、それは多分昨年12月にピロリ菌の除菌をしたせいかもしれない。
ピロリ菌というのは、その呼び名の可愛らしさとはまったく違い胃癌の原因にもなるかもしれないという怖い菌。
日本人の半数が感染していて、50代以上ではなんと70パーセントが保菌者とも言われているそうだ。
ちなみに感染は大人になってからはなく、幼児の頃に5歳頃までに感染すると言われている。
50代以上が多いのは、その年代が幼児だった頃、日本はまだ下水道が整備されておらず井戸水を飲んでいたからだそうだ。
たしかに私が子供の頃もポンプでくみ上げた井戸水を飲んでいた記憶がある。
ところで胃痛というのを初めて感じたのが高校生の時だった。
土曜日の授業が終わり、放課後の部活動に出るためにおにぎりを食べていたところ、胃に今まで感じたことのなかった痛みをおぼえた。
どんどん痛みが強くなり、この痛みではもう部活に出るのは無理だというので友人に付き添われて帰宅することにした。
友人と一緒の時は自分の足で歩けていたのだが、友人と別れて一人になってから急に激痛が襲ってきて、うずくまった状態のまま動けなくなってしまった。
周囲に人の姿は無く、よろよろしながらもなんとか公衆電話に辿り着き、家に電話をした。
幸い土曜日で早く帰っていた父がいたので、車で迎えにきてもらうと、そのまま病院へ直行することになった。
当時、病院での診断は「急性胃炎」だった。
注射を打ってもらったら、うそのように痛みが消えて、その後はそのような症状が出ることも無かったのだが、30歳になってからまた胃痛に悩まされることになった。
胃の痛みは突然くる。
それも高校生の時のように、うずくまったまま動けなくなるほどの痛さだった。
その度に病院で胃カメラ検査をしてもらったが、軽い炎症が起きている程度だと言われた。
軽い炎症でこんなに痛みが強いなんてと思ったが、その頃はよく激しい胃の痛みに悩まされていた。
今思うと、たぶんストレスによる胃痛だったと思う。
あの頃は育児が大変な時期で、そのような自覚はなかったが、無意識に強いストレスを感じていたのだと思う。
で、どうにかこの胃痛を治す方法はないものかといろいろ試した結果、私の場合、玄米を食べると胃痛が起こらないということが分かり、以来ずっと玄米食にしていた。
ところが40代後半になってから、昔のような激痛はないが、なんとな~く胃が重いということが起きるようになった。
もはや玄米でもダメかと病院で検査をしてもらったところ「慢性胃炎」と言われてしまった。
ただし薬を飲むほどのものではないそうだったが、慢性胃炎は胃癌に移行しやすいので、毎年胃カメラ検査は欠かさずにしていたのだが、2年くらい前に医師から「ピロリ菌がいるかどうか調べましょうか」と言われ、ピロリ菌の検査をしたことがあった。
その時の結果は「ピロリ菌なし」だった。
それを聞いて「本当にいないのかなぁ」と疑問に思っていた。
なぜなら私の妹はピロリ菌が原因で起きる「胃潰瘍」になったことがあるし、母なんて胃癌で亡くなっている。
一緒に暮らして同じ水や食べ物を身体に入れていたのに、私だけピロリ菌がいないなんてことはあるのだろうか?と思っていた。
そして昨年のこと。
いつものように胃カメラの検査を受けたのだが、その時は胃の調子があまりよくなかった。
それを医師に告げると「もしかしたらピロリ菌がいるかもしれません。検査をしてみましょう」と言われ、再びピロリ菌検査をしてもらった。
すると、今度は陽性つまりピロリ菌が胃の中にいますとの結果が出た。
「二年前に受けた時はいないと言われたのですが、最近感染してしまったのでしょうか?」と聞いたところ「それはないです。今の検査は以前より性能が上がったので、前には発見できないくらいのピロリ菌でも発見できるようになったということです」と言われた。
つまり私の胃の中にわずかに居て、隠れていたピロリ菌を今回は発見したということだろうか。
「ピロリ菌の除菌したいですか?」と聞かれたので「お願いします」と答え除菌をしてもらった。
ピロリ菌の除菌には抗生物質を七日間飲む。
一度失敗すると、その抗生物質は免疫ができて使えなくなるそうだ。
そして、残りのチャンスはあと一回だけしかないそうで「絶対に飲み忘れることなく飲み続けてください」と念を押された。
(ピロリ菌の除菌に効く抗生物質が2種類しかないらしい)
聞くところによるとピロリ菌の除菌は副作用が辛いとか・・・
私の知人で除菌をした人は「もうゲロゲロでホントに苦しかった」と言い、夫の同僚で除菌した人は「ゲロゲロ状態でひどい目に遭った」と言っていた。
共通点は「ゲロゲロ」か・・・
しかしこれで胃痛から解放されるのなら、どんなゲロゲロも耐えようと覚悟を決めて薬を飲み始めたのだが、これがいくら待っても「ゲロゲロ」は来なかった。
私の場合まったく副作用がでなかったようで、ゲロゲロになることなく快適な一週間を過ごすことができた。
そして無事、除菌は成功。今後、慢性胃炎は治っていくでしょうとのことだった。
バンザイ~
最近とても胃の調子が良いのは、気のせいではなくピロリ菌がいなくなったからだと思う。