すごい子がいるものだ。
身体は子供でも魂は大人なのだなぁ・・・
これは、ある本を読み終えての感想。
読んでいる最中は、驚きとともに、ずっと心地よさも感じていた。
その本とは「自分をえらんで生まれてきたよ」(いんやく りお)
病気を持って生まれてきたりおくんが、片言を話すようになってから9歳までのおしゃべりを、お母さんが書きとめた文章だそうだ。
生まれてくるっていうのは、幸せなんだよ。
生きているというのは、大きな奇跡。
当たりまえと思っている人も多いけれど、奇跡なんだ。
だから、ぼくは早くおとなになって、みんなにそれを伝えたい。
小さなこどもの言葉とは思えないです・・・
ぼくは、病気をえらんで生まれてきた。
希望をもって、生まれてきた。
心を感じることで、勇気がでる。
それがつまり、希望のことなんだ。
まるで哲学者・・・
どうして人は、勝手に生きるのだろう。
本当は、心の中にいる神様の、いうとおりにするのが、いいのだと思う。
まったくおっしゃるとおりです・・・
以上、「自分をえらんで生まれてきたよ」より抜粋。
どの文章も心に響いてくるが、「あぁ、わかる、わかる」と、思わずうなずいてしまったのが次の文章だった。
生まれるまえ、ぼくは、宇宙にいた。
流れ星に、乗っていた。
宇宙は、私も子供の頃に、いつも見ていた。
漆黒の世界に、キラキラと輝く星々。
自分の近くに浮かぶ、ごつごつとした岩のかたまり。(後に、これが近くで見る星なのだとわかった)
そして、たくさんの流れ星が飛んでいた。
大きくなるにつれて、宇宙は見えなくなっていき、大人になって自分自身のことに忙しくなると、子どもの頃に宇宙を見ていたことさえ忘れかけていた。
それが、またここ最近は見えるようになった。
子供の頃は、暗闇さえあれば、いつでもすぐに見えてきたものだったが、今は違って、いつもいつも見えるとは限らない。
とてもリラックスしている時だけ(たいてい布団に入った直後だが・・・)見えることがある。
トンネルのような細長い所をぐるぐる回りながら進んでいくと、ぽっかりと開いた丸い穴の向こう側に宇宙が見えてくる。
多分・・・よく分からないが、宇宙はひとりひとりの身体の中にあるという感じがとてもする。
いつの日か、この肉体を脱ぎ捨てて身軽のなったとき、また宇宙に還って行くのだろうと思う。
もしかしたら、宇宙の先にも進むべき場所があるのかもしれないが・・・
宇宙に還ったその時には、りおくんのように流れ星に乗って遊ぶこともできるだろう。
それを楽しみにして、奇跡的に生まれてきたこの生命を大切に生きていこうと思う。
身体は子供でも魂は大人なのだなぁ・・・
これは、ある本を読み終えての感想。
読んでいる最中は、驚きとともに、ずっと心地よさも感じていた。
その本とは「自分をえらんで生まれてきたよ」(いんやく りお)
病気を持って生まれてきたりおくんが、片言を話すようになってから9歳までのおしゃべりを、お母さんが書きとめた文章だそうだ。
生まれてくるっていうのは、幸せなんだよ。
生きているというのは、大きな奇跡。
当たりまえと思っている人も多いけれど、奇跡なんだ。
だから、ぼくは早くおとなになって、みんなにそれを伝えたい。
小さなこどもの言葉とは思えないです・・・
ぼくは、病気をえらんで生まれてきた。
希望をもって、生まれてきた。
心を感じることで、勇気がでる。
それがつまり、希望のことなんだ。
まるで哲学者・・・
どうして人は、勝手に生きるのだろう。
本当は、心の中にいる神様の、いうとおりにするのが、いいのだと思う。
まったくおっしゃるとおりです・・・
以上、「自分をえらんで生まれてきたよ」より抜粋。
どの文章も心に響いてくるが、「あぁ、わかる、わかる」と、思わずうなずいてしまったのが次の文章だった。
生まれるまえ、ぼくは、宇宙にいた。
流れ星に、乗っていた。
宇宙は、私も子供の頃に、いつも見ていた。
漆黒の世界に、キラキラと輝く星々。
自分の近くに浮かぶ、ごつごつとした岩のかたまり。(後に、これが近くで見る星なのだとわかった)
そして、たくさんの流れ星が飛んでいた。
大きくなるにつれて、宇宙は見えなくなっていき、大人になって自分自身のことに忙しくなると、子どもの頃に宇宙を見ていたことさえ忘れかけていた。
それが、またここ最近は見えるようになった。
子供の頃は、暗闇さえあれば、いつでもすぐに見えてきたものだったが、今は違って、いつもいつも見えるとは限らない。
とてもリラックスしている時だけ(たいてい布団に入った直後だが・・・)見えることがある。
トンネルのような細長い所をぐるぐる回りながら進んでいくと、ぽっかりと開いた丸い穴の向こう側に宇宙が見えてくる。
多分・・・よく分からないが、宇宙はひとりひとりの身体の中にあるという感じがとてもする。
いつの日か、この肉体を脱ぎ捨てて身軽のなったとき、また宇宙に還って行くのだろうと思う。
もしかしたら、宇宙の先にも進むべき場所があるのかもしれないが・・・
宇宙に還ったその時には、りおくんのように流れ星に乗って遊ぶこともできるだろう。
それを楽しみにして、奇跡的に生まれてきたこの生命を大切に生きていこうと思う。