ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

熊に出会ったら

2014-11-13 15:00:46 | 日記
妹と一緒にリースを作る植物を採りに山へ入った時には、森の中も紅葉が残り秋の風景だったが、今や木々の葉は落ち、すっかり季節は冬に移り変わったように見える。

今、外は雪が降っている。

また長い冬が来る。

ところで電話で話をしていた妹が「実は、あの時・・・」と言った。

「あの時」とは山へ行った時の事。

「実は、山へ入っている時、熊が出たらどうしようって、すごく心配だったの。もしも熊に襲われたら、真っ先に食べられるのは、絶対に自分だな・・・って思ってた」

なぜそう思ったのかと聞くと「だって三人の中で(ご近所さん、私、妹)一番太っているのが自分だったから。

熊にしてみたら、私が一番おいしそうじゃない?」

(すみませんね、不味そうで。。。)

「それに私は山道に慣れていないから、一番逃げ足が遅いし」

(たしかに。。。)

「だから、もしも熊が出たらどうやって逃げようかと、歩きながらずっと考えていた。

それでまず逃げるために、履いている長靴をぬごうと思った。だって長靴を履いていたら速く走れないでしょう?」

妹がそんなことを考えていたとはつゆ知らず、私は「これだけの人数で大声で話しながら歩いていれば大丈夫だろう」とのん気に山歩きを楽しんでいた。

今年は、あまり熊の出没情報を聞かなかった。

森の中で山ぶどうがたわわに実をつけているのを見かけたが、熊さんの食べるものが、今年はあるのかもしれない。

そうであって欲しいと願っているが・・・

ところでヒグマに万が一出会ってしまった時の対処法というのが新聞に載っていた。

北海道出身の筆者が幼い頃に、お父さんから伝授された4か条だとか。

面白かったので載せます。

①木に登って逃げるのはダメ!ヒグマは木登りが上手いらしい。

②逃げる場合は山の低いほうに逃げろ!熊の爪は内側に伸びたカギ爪なので地面をかまず、下りだとうまく走れないらしい。

③ヒグマは鼻がいいので逃げながら服を脱いでいけば、服のにおいを嗅いでいる間に逃げられる!
(これは妹が長靴を脱ごうと思っていたのが、正解だった)

そして、最後のが面白い。

④もしも熊と対峠したら、胸ぐらに飛び込み抱きつけ!熊は平泳ぎのように内側から外側にしか手を動かせず、胸元にいれば大丈夫だ。

ただしこの場合、どのタイミングで飛び込んだらいいのかということと、いつまで抱きついていたらいいのかということが大きな問題になってくる。

もしも熊に出会ってしまったら、この中の一つでも思い出せれば(④以外を)と思うが、一番は熊に出会わないように、一人では山に入らないことと、入る場合はにぎやかに歩くことだろうか。

そして、けっして熊には餌を与えないことだそうだ。

最近、観光客が写真撮影の為に車中からパンなどを熊に与えておびき寄せている姿が増えているのだとか。

これはとても危険な行為だし、餌につられて人里に出てくるようになった熊は駆除されるので可哀想だ。

なので、そういう行為は止めましょうということです。

冬になる前に、おなか一杯餌を食べられますようにと思う。





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