バージニア労働者

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大切なことを学習してきた

2008年05月15日 | アメリカ生活
近くの大学で月曜に講義を受けたが、今日が後半の講義だった。

それにしても、会社を休んでのんびりと勉強をしに行くっつーのも
なんだか気分がいい。

しかも今日はお天気も最高に良かったので、ドライブしながら
太陽を見上げたりなんかして。





受講したのはITの分野もろもろだったが、
今回の講義で私はとても大切なことを学んだ。

そう、実践を通じて学習した、というか、痛感した出来事があった。

まず、月曜日。

講義ではノートなどとらず、全部PCに自分たちで記録してゆく。
講師がプロジェクターを使って、これはこうです、あれはこうです、と
説明してゆくのを、必死についていきながら記録するのだ。

自慢ではないが、私はキーボードは早く打てるので、
自分でアレンジしながらわかりやすく記録を始めて、
決めたファイルにきちんと保存する。

保存されたファイルの名前を見ながらふと、同じような名前の
ファイルがたくさんあることに気がつく。

「あ、これ、去年の講義で使った古いやつじゃんか。削除...と。」

削除した瞬間、血の気がさーっと引く。

削除したファイルは、まさに先ほど生まれたばかりのファイルだったのだ。

同じ失敗をしたことがある人は、どれくらいいるだろう。

私は今まで「心臓が止まるかと思うほどのエラー」をやってきたが、
今回のエラーもそのうちのひとつになること間違いなし。

思わず普通に座っていることすら嫌になり、キーボードの上で
頭を抱えた。

講師も、「ちょっと、ケイエスさん。大丈夫ですか?」と聞いてきたぐらいだ。

説明すると、後ろに座っていた親切な女の人が「私ので良ければ
コピーしてくれてかまわないわよ。」と言ってくれた。

ありがたくコピーさせてもらったが、どうも自分のオリジナルでないのは
解釈も難しい。でも不平は言っていられない。

バカ...。私のバカ、バカ、バカ。
同じ失敗はもう繰り返さないぞ。

そして、今日。

さすがに同じ失敗は繰り返さなかった。



ややこしいプログラムを組み立てていたところで
PCから、

『エラーが生じました。マイクロソフトに連絡しますか?』という
メッセージが飛び出した。

これが飛び出すと、エラーが生じる前に記録をセーブしとかない限り
99%の確立で、情報は消される。

私はプログラムを組む途中でそんな余裕なんてなかった。
っていうか、エラーなんか起すなよ!マイクロソフト!!!
(これを「責任転換」と呼びます)

もちろん情報はキレイに無くなっていた。

講師がとても気長で良い人だったので、私が再度組み立てるのを
みんなで見守って待っていてくれた。

といえば「良い話ね」って感じだが、みんなの視線を浴びながら
猛烈にキーボードをバキバキ打つ私の精神状態がわかるだろうか。

静かな部屋に、一人必死にキーボードと格闘するアジアン(ぶっ!)。

やっと追いついたころには、私の目は虚ろだったと思う。

教訓1: むやみやたらとファイルを削除しないこと
教訓2: マメに情報は保管するべし(マイクロソフトは不意に裏切るし)

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今日は映画を2本紹介。

最近職場でかなり話題になった2本のDVD。

 No Country for Old Men
Amazon.com

アカデミー賞を獲得した映画だ。
この映画、何が話題かって、もちろんエンディング以外に何もない。
これから観る...人のために何も言わないが、
映画を観た人ならどうしてエンディングを話題にしたいかがわかる。ひぇ~
大きな声で言えないが、オススメではない



もう一本は、

 The Orphanage
Amazon.com

これはスペインのホラー映画だ。英語の字幕になってた。
これは怖い。
「だるまさんがころんだ」って遊びを知っているだろうか。
あの遊びのメカニズム(って大げさな)を知っていると、
ホラーさが増す。
あるシーンでは、一緒に観ていたハニバニは10cmぐらい
飛び上がって、私はそれで30分ほど腹を抱えて笑えた。
これはオススメ


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