バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

猫と私と出産適齢期

2008年05月22日 | アメリカ生活
5月21日はレベッカの誕生日だったので(しかも妹の誕生日でもある)、
職場でちょっとしたフィンガーフードと呼ばれる
軽く手で食べられるような、スナック感覚のパーティを開いてあげた。

私はチキンナゲットを、パイナップルジュースとケチャップベースの
ソースで絡めた一品を持っていった。

プレゼントには、DVDにした。
彼女がまだ見たことがないものから、私が適当に選んで。

妊娠が発覚してから、彼女にとって今年の誕生日は特別だったに
違いない。とーってもうれしそうだった。

彼女は今日で28歳になった。

妊娠するにはちょうどいい年なのかなあ。

ちなみに私が妊娠すると、マル高と呼ばれる、高齢出産の
部類にあたる。

「ケイエスの年で高齢出産なの?そんなの平気平気。いまどきそんなの
ナンセンスよ。」

というオバサマが職場にいるのだが、私の担当医のDr.Wangに言わせると、
オバサマは大間違いということになる。

数年前から、健康診断で彼女に何度も言われてるのだ。

「ケイエス。あなた本当に産まないの?あなたの体がとても健康なのは
知ってるけれど、あなたのには期限があるのよ。」

彼女が言う「卵」というのは、もちろん卵子のことだ。

いくら元気に産むことができても、年と共に卵子の質も変わってゆくらしい。
卵子にも、「賞味期限」らしきものがあるのだ。
美味しいうちにお召し上がりください   ぶっ

そんなこと言われても、子供を産みたいと思ったことがないので、
「はぁ。」と、しか言えない。

なんと間が抜けた返事だろう。

そういえば、ずっと昔、初めて猫を飼い始めたころ、両親が
「そろそろ子供のことも考えなさいよ。」と口うるさく言っていた。
「仔猫もいいけど、人間の子供よ!」と。

それからしばらくして、2匹目の猫(それがミディ)を飼い始めたとき、
母が言った。

「ダメだ、こりゃ。」

『ウチの長女はもう情熱が猫に移ってしまった。子供産む気はないのね。』

ということが正式な訳(何それ)になるのだが、
私は他人事のように聞きながら、「それってドリフのオチのせりふじゃん。」
とか思っていたぐらいだ。

世間では、出産適齢期よりも結婚適齢期に重視されていると思う。

でもDr.Wangの考えからいくと、出産適齢期があるからこそ、
そこから逆算して、この辺で結婚しとくと良いかもっていう年齢が
定まってくるんだな。

彼女の意見では、出産するのに一番理想的な年齢は25~35だということだ。

でも職場で30代で出産した人に言わせると、体力的には20代のもんだ!
ってみんな言う。

出産育児ってやっぱり大変なんだなあ。

まあ私にはもう関係のないことだ。

...って言うと、両親、特に父が絶対に言うんだよね。

「まあ。悲しいことを言いますね」




正直言って、私には猫2匹(プラス 夫)で十分だ。


 パイナップルとミディ
「ケイエス、あんた次はこのヘアスタイルがいいんじゃない。」


「アボカドの次はアレを転がそう♪」 (←無理)



父、母、ゴメンね。

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