今日は金曜日で、心ウキウキのはずだったのに
朝からなんだかメランコリーだった。
だって今日はベッキーと
一緒に仕事が出来る最後の日だったのだから。
ベッキーに関する記事
1
2
3
来週の月曜日から彼女は新しい職場に移る。
彼女に感謝の気持ちを伝えたくて、
昨日はターゲットに行って、ちょっとしたプレゼントを買った。
何が良いかずいぶんと考えた末、
家族思いで、デスクにも写真をたくさん飾ってる彼女には
ピクチャーフレームがいいかなと思い、
「FAMILY」とかシンプルに描かれてる木製の写真たてにした。
もちろん『Thank You Card』もつけてね。
カードの文章もできるだけ簡潔に、でも心がこもるように
いろいろ考えた。
今朝モーニングレポートを終え、一息ついたところで
彼女のデスクへプレゼントを持って行ったら、
もうすっかり片付いていて、それが淋しさを一層駆り立てる。
「ハイ、ベッキー。今日はねプレゼントを持ってきたよ。」
とそろそろとプレゼントを渡す。
「んもー、ケイエス!こんなことしなくてもいいのに。
でも私、プレゼントは大好き。」
と彼女もてれながらプレゼントを開ける。
人目で気に入ってくれたようだ。
で、カードを開いた瞬間、バッとそのカードを閉じて
「ダメ。これ今読めない。読んだら絶対に泣いちゃう。」
って言いながら彼女もう泣いてんの。
「ちょっと、ベッキー、何なんね。」と言いながら私も泣く。
こんなはずではなかったのに。
と、隣のキューブから誰かがトイレットペーパーの
ロールを投げてくれた。
『これ、いるでしょう?』って言って。
あはははと笑いながら二人で涙を拭いた。
立つ鳥 後を濁さず
という言葉があるが、これはまさに彼女に当てはまる。
彼女は昨日まで、自分の後に就く人が、または周りの人が
困らないように、自分の関わることの資料召集に膨大な時間を費やしていた。
彼女がいなくなって、私がレポートのコードで困らないようにと
いろんな種類の「一覧表」を作っては、メールでどんどん
送ってきていた。
今まで職場を去る人は、山ほど見てきたが、
彼女のように他人のことを考えながら去る人を見たことがなかった。
残された私や他の同僚は、まだ気がついていないかも知れない。
彼女がいなくなったことで、どれほど打撃を受けるかということを。
「職場変わっても階が変わるだけだし。
何かあったら連絡してね。グッドラック。」
と言って、私は自分のデスクに戻って
それからしばらくは、なんだかぼーっとしてたな。
なんかこう、「つまんない。」と言う感じ。
私はベッキーの後継者でもなければ
ベッキーのように仕事をこなすことも出来ないが、
彼女の仕事に対する責任感というものは私なりに果たせそうだ。
彼女の次の職場での奮闘振りが想像できる。
頑張れ、ベッキー。
それから今までバックアップをありがとう。
***************
今日ハニバニが帰って来たのでメキシカン。
意味はない。
************
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Have a nice weekend!
朝からなんだかメランコリーだった。
だって今日はベッキーと
一緒に仕事が出来る最後の日だったのだから。
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来週の月曜日から彼女は新しい職場に移る。
彼女に感謝の気持ちを伝えたくて、
昨日はターゲットに行って、ちょっとしたプレゼントを買った。
何が良いかずいぶんと考えた末、
家族思いで、デスクにも写真をたくさん飾ってる彼女には
ピクチャーフレームがいいかなと思い、
「FAMILY」とかシンプルに描かれてる木製の写真たてにした。
もちろん『Thank You Card』もつけてね。
カードの文章もできるだけ簡潔に、でも心がこもるように
いろいろ考えた。
今朝モーニングレポートを終え、一息ついたところで
彼女のデスクへプレゼントを持って行ったら、
もうすっかり片付いていて、それが淋しさを一層駆り立てる。
「ハイ、ベッキー。今日はねプレゼントを持ってきたよ。」
とそろそろとプレゼントを渡す。
「んもー、ケイエス!こんなことしなくてもいいのに。
でも私、プレゼントは大好き。」
と彼女もてれながらプレゼントを開ける。
人目で気に入ってくれたようだ。
で、カードを開いた瞬間、バッとそのカードを閉じて
「ダメ。これ今読めない。読んだら絶対に泣いちゃう。」
って言いながら彼女もう泣いてんの。
「ちょっと、ベッキー、何なんね。」と言いながら私も泣く。
こんなはずではなかったのに。
と、隣のキューブから誰かがトイレットペーパーの
ロールを投げてくれた。
『これ、いるでしょう?』って言って。
あはははと笑いながら二人で涙を拭いた。
立つ鳥 後を濁さず
という言葉があるが、これはまさに彼女に当てはまる。
彼女は昨日まで、自分の後に就く人が、または周りの人が
困らないように、自分の関わることの資料召集に膨大な時間を費やしていた。
彼女がいなくなって、私がレポートのコードで困らないようにと
いろんな種類の「一覧表」を作っては、メールでどんどん
送ってきていた。
今まで職場を去る人は、山ほど見てきたが、
彼女のように他人のことを考えながら去る人を見たことがなかった。
残された私や他の同僚は、まだ気がついていないかも知れない。
彼女がいなくなったことで、どれほど打撃を受けるかということを。
「職場変わっても階が変わるだけだし。
何かあったら連絡してね。グッドラック。」
と言って、私は自分のデスクに戻って
それからしばらくは、なんだかぼーっとしてたな。
なんかこう、「つまんない。」と言う感じ。
私はベッキーの後継者でもなければ
ベッキーのように仕事をこなすことも出来ないが、
彼女の仕事に対する責任感というものは私なりに果たせそうだ。
彼女の次の職場での奮闘振りが想像できる。
頑張れ、ベッキー。
それから今までバックアップをありがとう。
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今日ハニバニが帰って来たのでメキシカン。
意味はない。
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