バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

週末の騒動

2010年05月18日 | 猫の話

ここんとこサラダばっかり食べているせいか
なんだかとっても草食動物気分でいて、
なんとなく腑抜けだ。

もしかしたら週末の出来事で力が抜けた、という感じか。



それは土曜日の話。

土曜日の朝、ミディは予防接種と健康診断のため
獣医に行く予定があった。

私はもう朝から憂鬱でしかたなかった。

なぜって、もしかしたらミディの歯がまた悪くなっていて
「抜歯が必要ね」など言われるんじゃないかと思うと
気が気ではなかった。

自分のことはたいていなら堂々と受け入れることができるのに
ミディやフリスキー、ついでに言うならハニバニの健康のことに関しては
私はとても心配性だ。

こういうことで朝からため息ばかりつき、
暗いオーラを悶々と発光していたからさすがのハニバニもそれに気がつく。

「そんなに心配なら僕が連れてくけど。」

なんと優しい夫だろう。

っつーか、そういうオファーは前の日からしてくれるともっと有難かったのに。

ハニバニと機嫌の悪いミディを見送って
私は家の掃除を始めた。


彼らが戻ってきたのが約一時間後。

土曜日は込んでるという。

『で?歯は?歯は何だって???』

と真っ先に聞くと

「歯は全く異常なし。白内障もなし。元気だって。よかったね。」

とハニバニが言う。

その言葉で重い荷が飛んでったと思われた。


いや、そのときは確かに重い荷は飛んでったのだけど
もっと重いのがやってくるとはそのときは予想もしていなかっただけだったのだ。

夕方になって、ミディの歩き方がおかしいことに気がついた。

私は普段からぼーっとしていることが多く、
いろんな変化に気がつかないことが多々とあるが
こと、うちの猫に関しては自慢じゃないが鋭い観察力を持っていると思う。

今までミディがあんなふうにぎこちなく歩くのを見たことがない。

右足がびっこ、というか、何かが邪魔してちゃんと歩いてないという感じ。

急に予防接種をしたということを思い出した。

これはもしかしたら何らかの副作用?
それとも危険なリアクション???

もっと観察しようと彼女の足に触ると酷く嫌がる。

その瞬間、私の脳みそのパニックボタンが稼動した。

呼吸が乱れ、取り乱し、
今にも救急病院に連れて行こうかという気分になる。

そう。

時刻は土曜日の夕方。

獣医は閉まっていて、救急病院しか開いてない。

オロオロして今にも泣きたい気分の私を見ながらハニバニが「あ」と
思い出したように言う。

「そういえばね、ドクターJが
『今回は予防接種は右側の後ろ足の下側に打ちますよ。』
って言ってたの思い出したよ。」





ハニバニ。





それをはよぅ 言わんかい(怒)






彼の発言がなければ私はとっくにミディを抱えて
車を飛ばし、救急病院にぶっ飛んでいただろう。

以前予防接種をすると「注射をうつところが1~2日ぐらい腫れることが
ありますから、猫さんも痛がりますが、腫れはそれから引きます。」
と言われていたことを思い出した。

でも何で今回から足、なんだろう?
今までは背中の皮を持ち上げてそこへ注射していたのに。

「うーん。僕はあんまりそういうの興味ないから理由は聞いてない。」

...。

「でもねえ、ドクターJが『ケイエスはすごい心配性ね。』って言ってたよ(笑)」


いつも過敏なくらい心配してしすぎることはわかっている。
自分でも嫌になるぐらいだ。

だけど

用心に用心を重ねるぐらいがちょうどいいと思ってる。

そうしてきたことで
言葉が話せない彼女たちのメッセージをちゃんと受け取ってきたと思っているから。




つーかね、


やっぱり、愛。 よね。




******************

次の日、ミディの足は何もなかったように普通に戻りました。

一件落着。

ほんまに
一件落着、なんよ。

やれやれ...



獣医から戻ってきたばっかりのミディ。機嫌が悪い。



翌日の彼女。何もなかったみたいに普通に走ってましたよ。飼い主の心配をよそにね。








************
実は心身ともに最近お疲れなんです。やっぱり草食がいけんね。
でも一週間で1キロ落としたんよ。ちょっと嬉しい。



クリックしといてね♪
↓  ↓  ↓

いつもありがとう。




コメント (6)