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バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

命懸けで守ります

2020年10月05日 | アメリカ生活
昨日、ホワイトハウスの近くで、コロナウイルスの犠牲者を追悼する行事があったんだけどね、





ここに並べられた20,000個の椅子。





凄い数の椅子だけど、
椅子のひとつが10人分を表しているので、
実際の犠牲者の頭数分と考えると、その数の重さに絶句してしまう。
実際の犠牲者の数は210,000人以上だからね。


今日退院してきたトランプ大統領は上機嫌で、
とっても良い気分だ!
コロナを恐れてはダメだよ。負けてはダメだ!

とツイートしたんだけど、


こんなにたくさんの犠牲者が出ててさ、
国民によくそんなことが言えたなって思って、
それを聞いた時はもう何も言葉が出なかった。


きっとあの人の頭の中では、負けてはダメだ!とツイートした後
いつものガッツポーズで決める自分を思い浮かべて、ふふふと思ったかも知れない。


あの人、きっと自分は回復できたというよりも
自力で回復したって思っているのだろうね。


『俺はタフガイだから』


何人もの医療スタッフの懸命なサポートとか
感染リスクに晒されても彼のお披露目ドライブのために車を出してくれたSPとか


この男のために、仕事とは言え自らの命を懸けてでも大統領を守りますっていうSP
いることすら馬鹿馬鹿しく思えてきた。


そんなことに私の払う税金が!(怒りでぷるぷる)





コロナに感染しても、
今はとても良い治療薬があるんだよ!
優れた医療スタッフもいる。
大丈夫。怖くない!


って堂々と言うけど、
コロナに感染するアメリカ国民の全てに
トランプ大統領と全く同じ医療サービスが与えられるとでも思ってるんかな。
(ちなみにトランプ大統領には14名の医師がサポートしてました)


って思ったら、めっちゃ笑えてきて
ハニバニと笑い続けた。


笑いながら頭を抱えて、
それから頭を持ち上げるのも面倒くさいぐらい嫌な気分になった。



ああ、忘れるところだった。



これがブレない彼なんだ。
トランプ路線、通常運転だったね。


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