バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

7月の終わり、フリちゃんと

2021年07月31日 | 猫の話



この窓辺で朝日を浴びるのが大好きな猫と
そんな猫を見つめるのが大好きな飼い主


実はこの数日間、
どうしようかと、相当考えまくっておりました。


触れずにいようかと思ったけれども
現実と向き合わないとダメだなと思ったこともあり
ひとつ決心をして記事をアップすることにします。


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水曜日に健康診断でフリちゃんを獣医に連れて行き、
次の日に血液検査の結果が出る予定でした。


木曜日、担当のドクターから電話があって、その電話に出たのがハニバニでした。


私も気になっていたところがあり、ドクターと話すハニバニの様子を窺っていたのですが、
彼は私を見るなり頭を振って、そのまま床に座り込みました。


その瞬間、この電話は全然いい話じゃないなと実感しました。


検査の結果、フリちゃんは腎不全を患っており、もう回復の兆しが望めない状態であること。
しかも腎不全に伴う貧血症にもなっていました。


赤血球が少ない状態なので、腎不全のための皮下輸液をしてしまうと赤血球が一層薄くなってしまうこと、
貧血症対策をしたところで腎不全はもう回復しないことを、電話のスピーカー越しに知らされました。


半年前の血液検査では、腎臓の状態は「グレーゾーンかも」というところにあって、その後は
様子見でまた半年後にねということだったので、この数カ月で状態が急に悪化したんだと思います。


ドクターは、フリちゃんの年齢も考えた上で一番大切なのは、フリちゃんをとにかく心地良い状態に
保ってあげることだと言ってくれました。


QOL(Quality of Life)のことです。


今フリちゃんは、体重こそ少し落ちてしまっているけれど、今の時点で理想体型かなという感じ。
前がぽっちゃりさんだったので。


食欲もまだあり、しっかり食べるし
水分摂取は少し増えたかな?というところ。
若いころからお水は十分飲んでいたのです。


寝てることが増えたのは、やはり貧血症と腎不全の症状が出てるのだろうなとも思うけど、
なんせ彼女はシニア猫。数年前からけっこう寝てる時間は多かったのです。


この数日間、私とハニバニはずっと話合って
(ご想像通り、私はとにかく泣きまくってた)
フリちゃんにストレスを与えない生活をサポートすることに徹することにしました。


フリちゃんが嫌がることは、絶対にするまい。
彼女の心が赴くままにさせてあげよう。








本日、7月の終わり、
フリちゃんに残された日々を思い切り楽しむことに決めました。




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