バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

当日の朝

2024年05月29日 | お仕事

その日の朝、私は普通に仕事をしていました。


本当にいつも通りの朝だったのです。


突然チャットにメッセージを送ってきた人
それが会社のCFO(最高財務責任者)だと理解するのに10秒ぐらいかかりました。


だって私は今までCFOとチャットしたことがなかったから(まあ普通しないよね?)。


ちょっとビデオ会議に参加できるかな


私は化粧もしてなかったし、ビデオにする気はなかったけどWebExを開きました。


そこには彼がいて私はレポートに関する質問かなあと思っていました。


でも彼の顔を見てこれは何だか良くないぞと思いました。


相当のストレス抱えてるみたいな形相でした。


そこから彼は『残念なことを伝えなければならないのだけど』と切り出して、早口に目の前の文章を
読み始めました。


最初はこの人は何言ってんだろうと思っていたけど
次第に状況を把握しました。


ついに私のところまで来たか


と思ったけど、淡々と聞いている自分に結構びっくりした感じです。


ついに私のところまで来たか


これ以外何も考えなかったと思います。


リストラ用のスクリプト(セリフ)を読んでゆく彼を覚めた感覚で見つめていました。


会話の終わりに『申し訳ないけど』と、これまたセリフを読むようにCFOは言いました。


一時間後にはネットワークから外れるから


私は『了解です』と言って、WebExを閉じました。


私のこれまでの23年間の勤務が


8分で強制終了しました。


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3連休の、ハニバニの誕生日も含めたバースデーランチです。


リクエストにお答えしてパスタにしました。





数日前にはあんなにすごい出来事があったのに
パスタはとっても美味しかったです:)


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