ソメイヨシノが散る頃から咲き始めます。サトザクラ系の園芸品種で薄いピンク色の八重の花が枝先にまとまって咲きます。江戸後期頃から、関東地方を中心に愛好されている品種です。雄しべが葉に変化すると言われることが名前の由来のようです。
昨年は4月の下旬頃咲いていたように思いますが、今年は上旬には満開になりました。つぼみから開花初期は、薄紫色をしており、とても珍しい桜です。昨年は報道されたこともあって多くの人が見学に来ていました。写真は4月8日に撮影しました。
茨城大学農学部の遊歩道の最南端付近で咲いていました。遊歩道にある桜では、比較的遅く咲く桜の一つです。ほんのり紅色を感ずるくらいの桜の花です。旗弁が多く、花びらの枚数が多く華やかに見えます。四国の琴平町に原木がある園芸種の桜です。