つくば実験植物園の食の植物展示区画でアケビと並んで植栽されています。本州~琉球列島にかけての日本と台湾、朝鮮半島、中国に分布し、果実は食用や薬用(利尿・鎮痛など)にされます。ムベは、常緑のつる性植物です。クリーム色の花は雌雄別花で、雌花の方がやや大きいそうです。写真は4月12日に開花したばかりの頃に撮影しました。アケビ・シロバナアケビ、ムベと比較して見てください。
つくば実験植物園の食の植物展示区画で珍しいアケビの花を見つけました。説明によれば本州~九州にかけての日本、朝鮮半島、中国に分布し、新芽や果実を食用にすると記されていました。新芽は、山菜として美味であるとされます。秋には薄紫色の果実が実り、生食としてあるいは薬用(利尿・鎮痛)として利用されています。アケビの花を見るのは珍しいと思いましたので、掲載しました。雄花と雌花があり雌花は大きくて区別できます。また、アケビの名前の由来は、開け実(アケミ)が変化してできたものと言われるようです。よく似たアケビ科の植物でムベがありますが、この実は割れてくることはありませんので、よく比較されます。