つくば実験植物園で小さな花を咲かせていました。雌雄異株で、雌株には秋に赤い実がつきます。関東地方・新潟県~四国、九州に分布する常緑の高木です。松が枯れた比較的日当たりのよい二次林で生育することで知られています。写真のように白い花は数ミリの花弁です。雌花は一本の花柄に一個の小さな花がつきますが、雄花は、一本の花絵の先に数個の花がつくと記されていました。写真はその説明に従えば、雄花です。写真は6月4日に撮影しました。
つくば実験植物園の森の中でとても美しい朱紅色の花を見せてくれるツツジです。説明によれば、伊豆半島天城山周辺などの林内、林縁で見られる落葉低木です。ツツジの中では遅咲きの品種ですが、近年個体数が激減しており、絶滅危惧IB(EN)に指定して保護されています。毎年この花を観るために植物園を訪れるのが楽しみです。写真は6月4日に撮影しました。