小さな黄色い花がだらりと垂れて、京都で観る舞子さんの簪のようでとても優雅で、爽やかな香りがします。つくば植物園の熱帯山地雨林温室で見かけました。説明によれば、フィリピン原産で、「Dendrochilum cobbianum」、着生ランです。現地では、標高1200m以上の山地で苔に覆われた岩や樹木に着生しているようです。白い花もあるようです。写真は1月7日に撮影しました。
写真のように5弁で淡いクリーム色の花弁に茶褐色の縞模様のある美しいランです。説明によれば、ヒマラヤ・スリランカ～東南アジア、中国南部地域に分布し、「Dendrobium heterocarpum」、着生ランです。つくば植物園の熱帯山地雨林温室でとても爽やかな香りを放っていました。写真は1月7日に撮影しました。
前述の写真の続きで、花が観たいとのご要望にお応えします。フィリピン原産で、「Clerodendrum quadriloculare」、クマツヅラ科です。写真は1月15日に撮影しました。
つくば植物園の熱帯資源温室で「花火」のような蕾を見つけました。花が咲くと簪のようになり美しいですが、写真のような蕾もまた見る人に感動を与えてくれます。写真は1月7日に撮影しました。
つくば植物園の熱帯資源温室で、爽やかで清楚な花を咲かせていました。葉は縁が白で長く伸びており、花茎が50cm位真っすぐに上に伸びて、それに5弁の白い小さな花が咲いています。説明によれば、日本（紀伊半島以西）、台湾、中国南部、マレーシア、インドなどの海岸付近に分布し、「Dianella ensifolia」、ユリ科の多年草です。学名でわかるとおり、名称とは異なり、ランではありませんが、温度管理をすれば、室内での鑑賞もできそうな興味深い花でした。写真は1月7日に撮影しました。
今朝はつくば周辺でもうっすらと雪景色となりました。朝起きると一面が白く見えるほど。陽が昇ると直ぐに溶けてしまいましたが、白梅が咲く頃の雪はとても風情があります。写真の白梅は、昨日つくば植物園で撮影したものです。直径1.5cmくらいの小さな花ですが、とても存在感のある美しい花です。説明によれば、園芸品種で、「Prunus mume 'Toji'」、バラ科です。写真は1月15日に撮影しました。
今冬はつくば周辺も寒い日が続いていますが、年明けて早くも「ボケ」の美しい蕾が膨らみました。春はもうそこまで来ているのですね。紅色の美しい蕾は、棘のある木には似合わないほど美しいものがあります。中国が原産で、バラ科独特の美しい花で、毎年この時期になると撮影するのが楽しみです。写真は1月15日に撮影しました。
つくば植物園の熱帯山地雨林温室で見かけた鮮やかな黄色の花です。丸みを帯びた5弁の花がとても印象的でした。この花の隣には、薄桃色の花もありました。説明にはまだ詳細は記述されていませんが、「Spathoglottis sp.」で、地生ランのようです。以前掲載した「スパトグロッティス・アッフィニス」（12月2日掲載）にも似ていますが、こちらの花が鮮やかだと思いました。写真は1月7日に撮影しました。
つくば植物園の熱帯山地雨林温室で見かけた珍しい花でした。写真のように淡いクリーム色をした3弁の花の中央に橙茶色の小さな唇弁がついています。説明によれば、カリブ海沿岸のベリーズ原産で、「Maxillaria rufescens」、ラン科マキシラリア属の着生ランです。とても良い香りがします。写真は12月26日に撮影しました。
つくば植物園の熱帯資源温室で見かけました。小さな丸みを帯びた白い花がとても可憐です。説明によれば、メキシコ原産で、「Begonia bowerae var. Nigramarga」、シュウカイドウ科の常緑多年草です。地面に匍匐するように横に広がって美しい斑紋のある葉が特徴で、園芸品種も多く、観葉植物として愛好されるよううです。写真は12月26日に撮影しました。
つくば植物園の中央公園で毎年春一番に咲く梅の花です。園芸種のようですが、1月下旬には徐々に暖かくなって満開になります。写真のようにまだ濃い紅色の蕾が多く、咲き始めたばかりでした。写真は1月7日に撮影しました。
つくば植物園の和風庭園周辺で観ることが出来ます。毎年初春に美しい形をした紅色の花が咲きます。説明によれば、園芸品種で、「Prunus mume 'Tobai'」、バラ科と記されていました。開花したばかりの丸みを帯びた花がとても可愛らしいです。写真は1月7日に撮影しました。
つくば植物園の食の植物区画で紅梅が咲き始めていました。紅色が美しい梅の花です。説明によれば、中国(四川～湖北）原産で、「Armeniaca mume」、バラ科と記されていました。初春の香りのする花です。写真は1月7日に撮影しました。
年明けとともに今年も美しい梅の花が咲き始めました。薄い桜色で、寒の時期に咲く美しい梅です。1月上旬になると日の出の時間も少しずつ早まり陽射しも何となく温かみを増すように感じます。その頃から梅が咲きはじめて花の少ない冬の植物園の楽しみになっています。1月の下旬になれば満開になると思います。説明によれば、中国原産で、「Prunus mume 'Yae-kanko'」、バラ科と記されていました。写真は1月7日に撮影しました。
つくば植物園の熱帯資源温室入り口で咲いていたトケイソウの仲間です。白い花弁に黄色い雄しべ緑の雌しべがくっきりトケイソウのように見えます。花の大きさは3～4cmくらいで大きくはないですが、とても存在感があります。近くに直径1.5cmくらいの黒青色の実もなっていました。説明によれば、ブラジル原産で、「Passiflora biflora」、トケイソウ科のつる性低木です。写真は12月26日に撮影しました。
