世界らん展2013でトロフィー賞を受賞した作品です。説明には「Epi.cinnabarinum 'Gon']と記されていました。やや高い位置に配置されており、香りや花の詳細を見ることはできませんでした。
後楽園ドームで毎年開催されている「世界らん展」で、今年も今日から始まりました。寒さが厳しい中でも多くの愛好家が鑑賞していました。今年の日本大賞に輝いた斎藤正博氏の「Phrag. kovachii ‘Second Smile’」というランです。紫色の凛とした姿が素晴らしいですね。
筑波実験植物園の絶滅危惧植物展示温室で花を咲かせていました。奄美大島の固有種で、中南部の山岳地帯に生育するようです。分類上は、中国南部~台湾、西表島などに分布するセイシカの変種とされます。現地では、4月ころ開花するよううですが、音質では1月の下旬に咲いていました。ツツジ科の常緑低木で、ツツジに似た淡紅紫色がとても美しい花です。
つくば実験植物園の絶滅危惧植物温室で見かけました。温室の中で穂状の花序から可愛い白い花が次々に咲いている感じです。説明によれば、小笠原諸島に自生する固有種であり、現地では、12月から1月頃に純白の花を咲かせます。夏には花穂が褐色に変わり、枯れた草のようになる事から名付けられたと記されています。近年野生化したヤギなどによる食害で激減し絶滅が危惧されていて保護されています。
つくば実験植物園の絶滅危惧種温室で咲いていました。鹿児島県の奄美大島の固有種で、以前は沖縄本島にも自生するリュウキュウアセビと考えられていたが、葉の形と花の大きさが違うことから2010年に新種として発表された貴重な植物です。自生地では絶滅寸前であり、絶滅危惧IA類(CR)に指定して保護されています。写真は花が咲き始めたところです。
つくば実験植物園で今年も咲き始めました。寒さが厳しかったため、開花が遅れていましたが、やっと春が来た感じです。毎年この花を春を象徴する花の一つとして観察してきました。暖かい年はつくば地方でも2月初旬の節分の頃に開花しました。今年は約10日遅れで咲き始めました。2月初旬はまだ地面にもやしのような芽が顔をのぞかせる程度でした。そして白い可愛い蕾をしたに向けて重そうに背を伸ばしてからも開花するまでに数日かかりました。春の陽は、日差しが強くて、陽だまりでは地表面の温度がかなり上がるのでしょう、植物園の緑も日増しに多くなってくるので楽しみです。
寒い冬の時期に森の林床で静かに花(若芽)を咲かせているものの一つがこの植物です。落ち葉の下から芽を出して写真のような花を咲かせ、秋には胞子を飛散させます。つくば実験植物園の中でも数箇所フユノハナワラビやオオハナワラビが若芽を伸ばしております。ハナヤスリ科のシダ植物です。
つくば実験植物園の熱帯山地雨林温室の廊下でこの時期毎年展示されています。写真のようにとてもカラフルで美しいので、印象的です。説明によれば、熱帯アメリカ原産で、ヒガンバナ科の多年草です。種別はまだわからないようで、種別不明となっていました。
筑波実験植物園の熱帯山地雨林温室で見かけました。まだ小さい気でしたが、一輪可愛いい白い花を咲かせていました。秋には、赤い実がなるようです。地中海~西アジア地域に分布するモチノキ科の常緑低木です。蕾は多くありましたが、開花しているのは一輪で、4弁の可愛らしい花でした。