とても美しい紅葉です。筑波実験植物園の中で見かけました。ニシキギ科の落葉低木で、ニシキギの仲間ですからとても紅葉が綺麗です。北海道~本州・四国・九州及びアジア東北部一体の広い地域に分布します。6月ころ小さな白い花を付けます。写真は11月16日に撮影しました。
つくば実験植物園で小さな独特の黄色い花を咲かせていました。キク科の多年草で、海岸の崖に生育しています。銚子の犬吠埼周辺から静岡県御前崎にかけての海岸で分布していることが確認されています。海岸植物らしく葉が厚みがあって美しいのも特徴です。栽培されている菊とも自然交配しやすく、雑種が多くあると記されていました。写真は11月16日に撮影しました。
つくば実験植物園で撮影しました。説明によれば、屋久島・奄美大島地方の海岸に生育する菊で、草丈は比較的低く葉に厚みがある感じは海岸付近で見る植物の特徴です。花は11~12月頃咲きます。染色体の数から見るとリュウノウギクが変異したものと考えられると記されていました。絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定して保護されています。
つくば実験植物園の小川の辺で咲いていました。少し遠いのと台風の後で倒れているため見づらいですがご容赦ください。写真中央に見える漏斗状の黄色い花が今回の主役です。説明によれば、ユリ科で、絶滅危惧IB類(EN)に指定して保護されている植物です。気品を感ずる美しい花だと思います。写真は10月17日に撮影しました。
10月末ころから咲き始め遅咲きの朝顔です。今年はもう花は咲かせないのかなと諦めていましたが、やっと薄青い色をした花をたくさん咲かせました。昨日あたりから急に冷え込んできましたので、霜で花も葉も痛むかもしれません。今年も咲いてくれてありがとう!
牛久自然観察の森で撮影しました。薄暗い森の中でしたが、珍しいのでご紹介します。ハナイカダは雌雄異株の植物で、5月ころ雌木についた花に晩秋の頃黒く熟します。大きさは5~6mmくらいです。葉のほぼ中央に花が咲いて実を熟させる植物で珍しいですね。写真は11月22日に撮影しました。
牛久自然観察の森で赤い実をつけていました。常緑の小低木であり、樹高は70cmくらいで里山の林床で見かけます。図鑑によれば、古くは同属である「マンリョウ(万両)」とは明確に区別されず、源氏物語などでは「ヤマタチバナ」の名前で記されているそうです。品種改良を重ねて観賞用に育成され、マンリョウ(万両)、センリョウ(千両)と比較して「ヒャクリョウ(百両)」との別名もあります。正月の縁起物として飾る習慣もあるようです。写真は10月22日に撮影しました。
つくば実験植物園の熱帯山地雨林温室で見かけました。彼岸花の仲間で黄金色をしています。写真をよく見るとわかりますが、彼岸花と同じように7つの花が集まって花序を形成しています。雌しべが長く反り返っているのも特徴の一つです。写真は10月18日に撮影しました。
つくば実験植物園で毎年小さな可愛い花を咲かせます。愛知県と静岡県に分布し、近い将来絶滅の危険性が高い絶滅危惧IB類(EN)に指定して保護されています。花の名前は、渋川温泉(静岡県引佐町)辺が自生地の一つだからその地名に由来するようです。花弁は開花当初は白く徐々に淡い紅色を帯びるように変化します。写真は10月18日に撮影しました。