つくば実験植物園で見かけました。別名はトカラアジサイとも言われるアジサイかの常緑低木です。装飾花は数が少なくて、中央部の両性花は極めて小さな白い花が集まっています。我が国では屋久島から沖縄にかけて分布しています。写真は6月16日に撮影しました。
つくば実験植物園の熱帯雨林温室で咲いていました。真夏に咲くサルスベリの仲間で、樹もより大きくて花も大ぶりです。温室の中でも5m位の樹の上の方に花が咲いていますので、望遠での撮影でした。花は開花初期は淡紅色ですが、日にちが経つと紫色に変色します。この植物は、ご存知の通り、タガログ語で「バナバ」と呼ばれ、古くから葉を煮出して健康茶にされています。写真は6月16日に撮影しました。
つくば実験植物園の多目的温室で絶滅危惧植物の展示が行われていた際撮影しました。写真でお解りでしょうが、花は極めて小さくて、8㎜程度です。葉は丸みを帯びており、やや肉質で艶があります。日本の固有種で鹿児島県奄美大島、沖縄本島、久米島などに分布していますが、野生は激減しており、絶滅危惧IB類(EN)に指定して保護されています。写真は6月12日に撮影しました。
つくば実験植物園の絶滅危惧植物展示区画のせせらぎの中で黄金色の花を見せてくれます。本州から沖縄にかけての水辺や水田などに分布しています。野生ではなかなか確認されなくなって、絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定して保護されています。和名は、キンバイに似ていて水の中に生育することからだと言われています。写真は6月12日に撮影しました。
つくば実験植物園の絶滅危惧植物展示区画で咲いていました。毎年この時期になると朱紅色の美しい花を咲かせます。期待を込めて観察に行ってこの花を見かけると、ゾクッとします。説明によれば、野生で見かけるのは難しくなった貴重な植物で、絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定して保護されています。写真は6月12日に撮影しました。
つくば実験植物園で見かけました。直径3㎜位のごく小さい花が無数に集まって円錐花序を形作っています。遠くから見るとモヤッとしていて樹全体が煙に覆われているように見えます。ハグマ(白熊)と言うのは、ヤクのシッポの毛で作られた払子(仏具)の事です。ウルシ科の落葉低木で、花の色は白・ピンク・赤があります。秋になると紅葉がとても美しい事でも知られ、庭木などに使われています。写真は6月12日に撮影しました。
つくば実験植物園で6月上旬頃から咲き始めていました。この花も梅雨を過ぎて真夏の暑い日差しを受けながら美しく咲く夏の花ですね。原産はインドで暑さや大気汚染にも強い事から高速道路の中央分離帯などでも咲いています。写真は6月12日に撮影しました。
つくば実験植物園で毎年咲いています。濃い緑の美しい葉の間に朱紅色の花が咲きますので、とても印象深い花です。6月中旬ころ花を咲かせ、7月上旬頃からは実が少しずつ大きく膨らんできます。花も実も通常のザクロより一回り小さいです。写真は6月12日に撮影しました。
今年も夏に美しく咲き続けるこの花を園芸店で購入して花壇に植えました。美しい花を咲かせるとともに、独特の臭いがあります。この臭いを虫が嫌がることから、植物園では、野菜の展示をする場所の周囲に植えて害虫を防いでいます。写真は6月12日に撮影しました。