つくば実験植物園の野原で夏の終わりころからこのような光景を観ることができます。秋の七草の一つである「女郎花」は黄色で派手に見えますが、「吾亦紅」は赤紫色で目立たないので、懸命に「吾も紅色で綺麗だろう」と囁いているように見えます。写真は8月28日に撮影しました。
つくば実験植物園の熱帯資源温室で毎年トロピカルな鮮やかな花を付けます。熱帯アメリカや南太平洋諸島など熱帯地方に分布しています。鮮やかな秋路に見えるのは、苞と言われる部分で、苞の中に淡黄色の花がついています。植物園で最も驚く花の一つです。写真は8月28日に撮影しました。
つくば実験植物園で夏の終わり頃に写真のように棗の実が色づき始めます。遠くからも赤くなった実がよく見えます。干した実を使ってお菓子を作ったり、生薬として使ったりされると聞きます。生でかじって食べることも可能で、リンゴのような甘みとすっぱみがあるそうです。写真は8月28日に撮影しました。
つくば実験植物園にある各種ダリアの展示区画でダークレッド(黒赤色)のダリアが咲いていました。上品な表現?をすれば、ワインレッドと言うかもしれません。緑の葉との対比が鮮やかな色合いで、感激しました。写真は8月28日に撮影しました。
つくば実験植物園でセイヨウニンジンボクにアゲハチョウが留まっていました。慌ててカメラを向けて撮影したものです。セイヨウニンジンボクは、写真のように枝の先端に円錐花序を形成して、花を咲かせています。花は良い香りがするので、蝶などが集まってきます。写真は8月28日に撮影しました。
つくば実験植物園で見かけました。富士山周辺で見られる「富士薊」の白花種でとても珍しいと思います。「富士薊」のような赤紫色をした花がうなだれるように咲く形状で、花の色が白色です。写真は8月28日に撮影しました。
つくば実験植物園で見かけました。暑い夏でも木陰などで写真のような涼しそうな色の花を咲かせています。インパチェンスの交雑種の中から選ばれた園芸品種で、我が国で作出したものとされます。近年この植物が二酸化窒素やホルムアルデヒドなど人体に有害な物質を吸収し環境を浄化するとして注目されています。写真は8月28日に撮影しました。
つくば実験植物園の中央にある池の畔で花を咲かせていました。この植物は、春に発芽し、水の中で成長して水位が下がる夏から初秋に花を咲かせ、冬に諮れる一年草です。野生絶滅をしたと言われていましたが、国立博物館筑波実験植物園の努力で、下妻市の砂沼の農業用のため池で繁殖が試みられて野生復帰の取り組みが行われているものです。大変貴重な花ですが、マッチ棒の先ほどの大きさしかないので、三脚を使わないと接写しても鮮明には撮影できません・・。写真は8発28日に撮影しました。