カッコーの鳴く日

明るい６月の始まりの日。

昨日とは、うって変わって、随分、夏めいた休日。
ホンモノの夏と違うのは、やはり風・・・。風が美しい一日でした。

光は夏です・・・。

最近・・・というか、ちょっと前くらいから、雑木林で『カッコー』が鳴きだしました。

あの声を聞くと、何故か、高原にいるような気分になってきます。
避暑地というか・・・。爽やかな風というか・・・。夏休み間近というか・・・。
そんなワクワク気分になります。

欧州のジンクスで、カッコーの初鳴きが左右どちらで聞こえるかによって、その年の運・不運がわかるそうです。
左右どちらがよかったのか、あいにく、失念してしまいましたが・・・。
はて・・・今年は、どっちから聞こえてきたものか・・・。

爽やかなイメージの鳥ですが、コイツら、案外、知能犯で、『託卵』という方法で、子育てを回避する、狡猾な鳥であることも知られていますね。
他の種別の鳥の巣に卵を産んで、そのまま、育ててもらう。
卵から孵ったひなどりもずる賢いDNAをもっていて、他の鳥が産んだ卵を巣の外へ落としてしまう・・・
いいんでしょうか・・・こんなにラクして・・・。
自分の子供くらい、自分で育てろや・・・！！！と言いたくなりますね・・・。


『カッコー』といえば思い出すのが、映画にもなりましたし、何年か前に、池袋のサンシャイン劇場（・・・だったかな・・・）で上演された『カッコーの巣のうえで』があります。

主演は、モト宝塚の安寿ミラさんと今井雅之さん。

なかなか、ショッキングな作品で、安寿さん演じる精神科の女医さんが怖かったな・・・。
今井さんは、なかなか骨のあるカッコイイ役だったけれど・・・。


カッコーが鳴いて、風爽やかで、素敵な6月の始まりです・・・。


☆☆☆

明日から、仕事多忙につき、ブログは暫く、お休みです。