鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

読書するひと

2009-09-08 21:03:40 | Weblog
残暑続く。曇りがちなのに暑い・・。

この処、どうにもこうにも・・・。
とにかく『虚しい』のである。
遭遇する全てが虚しい・・・。
あれ程、心がワクワクした全ての事も、どこか色褪せてみえてしまう・・・。

このブログのタイトルとなっている『読書・演劇・音楽』
これらは、これまで、ワタシが生活するうえで、随分と楽しませてくれたものだった。

それなのに・・・。
何故か今は、全てが虚しい・・・。

それでも、これらからワタシは、離れる事ができないのだろう・・・きっと。
どれかが、欠け落ちて行くかもしれない・・・。

それでも、多分、最後に残るのは、『読書』なのだと思う・・・。

以前、ワタシの母が、言っていたのだけれども、
『本を読む楽しさを知ると、辛いことがあっても、耐えることが出来る。』
と・・・。

ワタシの読書スタイルは、中学生の頃からだったと思うけれど、ゴールデンタイムに、自分の好きなテレビを見せて貰えないというところが始点となり、確立されたものだった。

ウチのテレビは、NHKのニュース番組とナイターと時代劇しか映すことを、許されなかった。
ワンマンな世帯主(父)の方針である。

中学生のワタシには、興味のない番組しか見せて貰えないので、自分の部屋で、ひらすら、本(漫画も含む)を読む毎日で、それは、それで楽しかった。

中学生のおこづかいでは、文庫本数冊と漫画を買ってしまうともう、残金なしだった。
だから、同じ本を何度も何度も読み返した。
今は、本だけには、糸目を付けず、買ってしまうことにしているので、再読・・・というか、読み返しは、あまりしなくなってはいるけれど・・・。

読んでしまった本は、ブックオフとかに売ってしまえばよいのだけれども、余程、嫌いな内容で、側に置くのがイヤな本以外は、売る事が出来ないでいる。

1年前、一応、撤去したのだけれども、また、本の塔が増設を始めている。