鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

香考⑫LES EXCLUSIFS JERSEY EDT:CHANEL

2014-03-26 22:51:36 | Weblog

薄曇りでも、暖かい。夕刻より雨。

私は、どちらかと言えば、草食・・・草食といっても、巷で、使われるセクシャリティ動向の意味での草食ではなく、食生活では・・・ということで、ややベジタリアン傾向にあって、サラダなどの野菜系のプレートか、肉類のプレートか・・・どちらを食するかと言えば、ほぼ間違いなく野菜系のプレートを選ぶ・・・と思う。ちょっと重めのパン(ライ麦やナッツなどを混ぜ込んだパン。真っ白い漂白されたパンじゃないもの)と裏ごしした野菜スープなどが一緒に供されると尚、可なり・・・だ。

食と香りの好みを一緒にするのもどうか・・・とも思うのだけれど、香りも、どちらかと言えば、青っぽいガルバナム樹脂だとか、レモンやネロリ、ライムなどの柑橘類、ラヴェンダーなどのハーバル系が好きで、麝香(ムスク)、流涎香(アンバーグリス)、霊猫香(シベット)などの動物系の香料と、植物性ではあるけれど、ちょっとキツいインセンス(お香)などは、酔ってしまってどうにもいけない。また植物系でも、甘すぎる花の香りだとか、同じ果実類でも、トリピカルフルーツ、やはり甘系のピーチだとか、林檎の香りは、全く受けつけない。
唯一、薔薇は、例外としておこうか。

まあ、いろいろと好みが面倒と言うか、嗅覚と脳が拒むようだ。

今日のお題。

日本語のカタカナ表記では、『レ ゼクスクルジフ ジャージー』

香調は、ラヴェンダー、ムスク、バニラ・・・ということで、なかなか良い香りである。やはり、麝香が少し強いか・・・そんなイメージもあるけれど。
同じシャネルのアリュール(・・・いや、チャンス?だったかもしれない)以来、香りが、変化しない香調のフレグランスが主流となっているのだろうか。
このジャージーも、つけた時から、ドライダウンするまで、めまぐるしい?香りの変化は、ないようで、安定したよい香りが続くパターンなのか・・・?と思う。

オー・デ・トワレということなので、賦香率も10%未満で、残り90%は、アルコールと水だと思うけれど、肌に載せてから、消えるまでの時間は、結構長い・・・。
やはり、原材料がよいのだろうと思う。

今、手元にあるものは、量り売り1mL 350円くらいの価格であって、ボトル入りじゃないから、相当空気に触れて劣化していると思うけれど、それでも、香りの品位は、保たれているあたり、流石に世界に冠たる?という形容詞を差し上げたくなる。
フルボトルの価格も半端じゃない。
75mLで、約2万円の価格になっていた。

これを惜しげもなく(オー・デ・トワレなので)、浴びるようにつけたあと、ザッとシャワーなど浴びて、夏を過ごしたい・・・などと、貧乏なうえに、貧乏性の私には、たぶん、絶対無理だろう・・・。