鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

玄米を精米してみる・玄米蒸しパンを作ってみる

2020-09-27 22:54:22 | 食・料理

どんよりとした肌寒い午前中で、午後から薄日も差してきて、御天気回復の兆し?

 

冷蔵庫に保存しておいた白米が、残り少なくなって来たので、玄米を精米した。

7月だったか・・・そのあたりに、購入した精米機(器?)の初使用。

 

今日は、日曜日なので、カレーでも拵えよう。この1週間、買い出しには、出ていないので、冷蔵庫には、あまり食材がない。

玉ねぎとジャガイモ、冷凍カボチャ・・・野菜は、コレでいいか・・・。冷凍ほうれん草とかも茹でて使おうか・・・。

 

カレーを作るには、まず最初にやることは、タマネギの飴色炒めなんだけれど、玄米を精米しなくては、お米がないので、ついでに、玄米粉も作っておこう。玄米蒸しパンをつくるんだもんね・・・。

・・・となると・・・先に、飴色炒めをやってしまうと、フライパンが、玉ねぎやにんにく生姜の匂いになってしまうので、その前に、玄米を炒っておかなくては・・・。

 

頭悪いと手順が大変。

その前に、小豆餡(小倉餡)も作っておかねばならないので、まずは、小豆を圧力鍋に煮ておかないと・・・。

そうそう。小豆は、渋切りして・・・25分加圧して、自然空冷。この自然空冷中にも火が通って調理中だから、小豆餡を作るのは、夕食後にしよう。

 

精米機を箱から出して、パーツを水洗い。

取敢えず、200g程、精米してみた。

ガリガリガリガリ、ガーガーとカッター?の回転音が、結構大きい。

5分くらいで、精米完了。白米ができました!

コレを普通に研いで、炊飯器にセット。

地元のラムサール条約湿地で、採れた特別栽培米の玄米だよ(古米だけどさ。湿地で、コウノトリの兄妹も巣立ったよ~~~と宣伝されてました)。

 

お次は、玄米粉を作るので、洗った玄米30gを、フライパンで、炒り煎り。木べらで、ゆるゆるかき回す。

弾けて白い花が、咲いたよう・・・ポップコーンみたいな感だね。

器に取って、自然空冷。冷めたら、ミルミキサーで、粉にする。

 

玄米パンは、イーストで、発酵させるもの、ベーキングパウダー(重曹)で、膨らませるものと作り方もいろいろあるけれど、今回は、『宮沢賢治のレストラン・中野由貴・著/出口雄大・絵』に出てくる玄米パンのレシピを参考に。

レシピといっても、わずか3行。

材料の配合割合と、小判型に整形、約30gにして蒸し上げる・・・という記載だけ。

・・・で、今回は、生地に黒砂糖を入れるかわりに、小倉餡を包み込んで、蒸してみた。

 

小倉餡の甘みには、黒砂糖を使っている。

白砂糖は、避けたい(白砂糖も黒砂糖も糖類であるから、大して変わりもないのだろうけれど)ので、以前は、蜂蜜、メープルシロップ、黍砂糖で、甘みをつけていたのだけれど、黒砂糖の小倉餡も、県北のおんせんまんじゅうみたいで、風味があって、美味しい。

玄米の香ばしい風味と黒砂糖小倉餡は、相性がいいみたい。