終日の本降りの雨。肌寒い一日。
昨日、宵から降り出した雨は、夕刻まで続く。
朝方も暗かったので、午前9時過ぎ迄、眠ってしまう。
日中も、うとうとと猫のように眠る(母が生きていた頃は、こんな感じで、昼頃迄、眠っていたりした。余程、安心していたのだろうなぁ・・・)。
日中の最高気温が30度近くまで、上がる日もあれば、今日のように、15度どまりで、寒くて、眠っている間も、脚が冷えて、電熱マットをつけて、ホカホカ・・・。
寒いので、久々に豆乳スープのパスタなど、拵える。
母が好きなメニューだったなぁ・・・。
昨日、居室の押入れ(下段)を掘り起こしていると、2000年前後に購入した本が出てきて、なんとも、いい具合?な古書になっていて、新しい本もよいけれど、やはり紙の本は、この時間の経過がいいなぁ・・・と思う。
過去に読んで、そのまま押入れの中で、眠っていて、掘り起こしたら、時間の経過が、刻まれていて、古びた感じと、読んだ当時の空気感が思い出されて、これは、電子本では(たぶん)味わえない雰囲気だ。
電子本となんら内容は変わらないだろう・・・。
でも、モノのもつ質量と脳内の記憶と、そのときの感情・・・が、一気に蘇って、過去へ旅した感じ・・・???上手く言えないけれど。
紙のもつ質感って・・・なんだか凄い。
本は読み捨て、使い捨て・・・断捨離!断捨離!!断捨離!!!と世間は騒いているけれど、昔の本は、今の(安っぽい)出版物とは、一線をかくすものがあるのかな・・・。
カビ臭いし、紙魚もできて、ページも焼けて劣化しているのに、その存在は、揺るぎない。
こういう本は、処分が難しい。
手許に残しておきたい・・・。