朝からよく晴れて、風の強い日曜日。
太平洋を進んで行った台風の風かなぁ?
初夏の花の香り。
最近、転生モノだとか、異世界ものだとか、異形とか、呪いとか・・・そんなストーリーのアニメとか、ドラマとか。
同じようなテーマのものばかりのような気もするけれど。
そんななかで、来月からは、テレビ・アニメ『呪術巡戦』の二期が始まるし、現在は、『地獄楽』を楽しみにしている。
地獄楽は、呪術巡戦と同じ制作会社で、色彩、造形は、美しさと不気味さ(気持ち悪さ)が同居していて、仙道?道教?系の思想がベースにあるようで、呪術巡戦、鬼滅の刃もそうだけれど、呪術などの古典的要素、歴史感、民俗学の片鱗を上手くモチーフにしていてるあたり、作者さんの学識がないと、出来ないストーリーだなと感心してしまう。
インターネットが普及するまえは、本を買うとか、図書館へ行くなどしないと得られなかった知識が、今は、簡単に得られる・・・作り出すものも、イチから構築しなくても、既に、土台が出来ているし、発想力と知識が、物語の世界を広げていく。
作家の京極夏彦が、(自分の作品は)古典を再構築しているだけに過ぎない・・・と言っていたけれど。