くもりがちでも、時々、強い夏の日差し。
風は、少し冷たい?感じの週明け。
転居先へ。
去年の夏に、貼った障子にアナをあけてしまったので、貼替え。
全部張替・・・ってコトではないのだけれど、白い障子に色の付いた和紙の障子を、市松模様に貼ってみる(障子をはる・・・のハルは、貼るなのか、張るなのか?)
・・・もちろん、失敗したけれど。
張替える位置を間違えたり、スケールがズレて、要らぬところで、切ってしまったりと。
・・・それでも。
私は、障子貼りが好きみたいで・・・。
去年8枚張り替えたし、一昨年は、母が亡くなって、法事続きで、母の居室の障子を張り替えたりして、3年連続で、障子を貼っているのに、上達しないなぁ・・・なんて思いながら。
障子貼りの仕事ってないかなぁ・・・今時のお家は、障子のある家って、殆ど・・・無い感じだし。
・・・だから、障子は(値段が)高い。需要がないから、単価的に高いのであった。
それ以前に、自分の家の障子だから、ズレようが、破れようが、どうでもいいけれど、お金を貰って障子を貼る仕事をしても、私の仕事っぷりじゃ、とても他人様からお金を貰うわけにはいかないだろうけどな・・・。
でも、あの作業は、今日数時間やって、不思議な楽しさがあった。
韓国の時代ドラマで、師任堂(シン・サイムダン)が、夫の放蕩?のせいで、あばら家住まいになってしまったときも、才色兼備・良妻賢母の彼女は、押花を障子に透かして、破れを繕っていたり・・・貧しさの中でも、素朴な美を大切にした・・・場面があって、母も、昔住んでいた家で、色づいた紅葉の押花で、破れをカバーしていたことを思い出した。
他にも、障子紙を、桜の切り絵にして、貼り込んだり。
あのひとも器用なひとだったな・・・とか、障子を貼りながら思い、それなのに、娘の私は、未だ、満足に障子を貼れない・・・(っていうか、小学生以来だったんだよね。一昨年障子貼りしたのは・・・)。