くもりがちでも、蒸し暑さ続く。
処暑も過ぎたというのに・・・。
友人から残暑お見舞いの葉書が届いた。
相変らず綺麗な文字。
小学校の頃から、書道塾に通い、叔母上が、書道教室を開いているので、今でも、月に何度か通っているとのことで。
毛筆は、なかなかに難しい。
私は、毛筆、ペン・・・縦書きが、真っすぐ書けないので、紙を斜めにしないと、曲がってしまう。
彼女の文字は、嫋やかで女性らしい優しさがあって、子供の頃が、達筆だった。
字が上手いひとは羨ましい。
母も字が上手かったな・・・。
かつての職場で、書道自慢の女性がいた。
ご本人が言うには、なんか・・・段?を持っているとのことで。
毛筆は、たぶん・・・上手いのだろう。
でも、仕事でのメモは、カナクギ流といのだろうか・・・やたら大きく、男性っぽい文字で、書道有段者?とは、どうしても思えず、内心、
『ヘタクソだな・・・。』
と思っていた(もしかすると芸術?なのかも・・・です)。
毛筆の綺麗さとペンや鉛筆文字の上手さって、別物なのかな・・・と未だによくわからない。
今度、彼女に会ったら、聞いてみよう。
そのひとの容姿、みてくれと、文字は、一致するのか、否か・・・。
カナクギ流の通常のペン文字を書く女性は、見た目大人し気で、対同性に対しては、知性を感じることも多かった。
けれども、対異性だと・・・ちょっとしな垂れかかった話し方になっていて、驚いたことがある。
『いゃ~~~あん。』
と言っているのを聞いて、見かけたことがある。
・・・案外、裏表の激しいひとだったのかもしれない。
医者や弁護士などの知的な職業につくひとで、字の綺麗な人は、あまりいない・・・と聞いたことがあって、私が、入院加療していたときに、書いてもらった診断書は、コレって、大人の字???とか思った。
・・・なんだか、読めないかも・・・。
頭のよいひとは、文字なんか、わかればいい・・・って感覚なのかもしれない。
頭?が良いのか悪いのかは、不明だけれど、相方も、カナクギ流のダイナミック?な文字を書く。
文書化の仕事を頼まれて、ベタ打ちなんかやっていても、文字が読めない。
相方は、ヘンとツクリの間が、離れていて、推察するに、ああこの字か・・・と判別するのにちょっと時間が掛かるし、慣れないと読めないし、何の字を書いたのか・・・って聞くと、書いた本人が分からなくなっていたりする。
やはり、万人に読めてこそ、共通の字ってもんだろう・・・と思う。
かく言う私も、悪筆と言えば、悪筆だったりする。