氷点下5度。
乾いた晴天の日曜日。
一階は、部屋の中が、氷点下2度。
・・・寒い。
明け方は、二階の居室も、2度と一階よりは、4度か5度程、高い。
暑いのはイヤだけれど、寒いのもイヤだ。
エアコンは、埃を舞い上げるので、あまり好きではないから、カセットガスのソロ・ストーブでお湯を沸かしながら、朝の珈琲など淹れる。
それでも・・・。空き家にしておいて、水道管凍結の事態となった去年の大寒の頃の寒さに比べれば、まだまだ・・・か・・・。
旧居宅でも、暖房を使っていない二階部屋は、氷点下になった。
いただいた胡蝶蘭は、この二階部屋で越冬させるつもりでいたけれど、氷点下になったとたん、腐食してしまった。
熱帯の花だから、北関東での越冬は無理だった。
蘭は不思議な植物で、土壌の栄養など要らぬようで、水と空気と適温(熱帯の・・・)であれば、生育する。
しかし、光熱費高騰のこのご時世。
蘭のために、終日、エアコンをつけているとか、ファンヒーターを回していけるひとでないと、管理は難しいのかも。
ペットのために、終日、暖房を使っていらっしゃる方も多いことだろう。
猫とか小鳥は、寒さに弱いし。
飼い猫の寿命が延びていて、15年とか20年生きる個体は、夏涼しく、冬暖かな室内飼いで、屋外で生活する野良猫は、長くて5年程度だというし。
旧居宅では、拙宅のまわりを、季節を問わず、野良とおぼしき猫さんが、ウロウロしていたけれど、雷都に引っ越して来てからは、外で、猫を見たことがない。
まだあまり出歩いていないからもしれないけれど・・・。
国道と県道に挟まれた住宅地でも、少し歩くと畑があったりする。
頑張れ。住処を持たぬ野良の猫。冬の寒さを乗り切って、暖かな春に生きよ。
雷都に流れ着いた・・・私も身寄りなき野良猫。
春の日差しが待ち遠しい・・・私も、野良の猫。