乾いた冬の晴天。
昨日(4日)は、朝から『The King’s Man: ファースト・エージェント』を鑑賞。
英国のスパイ組織・The King’s Man 発祥の物語。
この映画は、奇天烈なスパイアクション映画で、前作、前々作に続く第3弾。
時は、第一次世界大戦迄、遡り、英国王・ドイツ国王・ロシア皇帝の血の繋がりのある3人の男たちとそれに絡むアメリカ大統領、そして羊飼いと名乗る謎の組織の関与で、悪化していく英国救済のため、スパイ工作が始まった!
一言で、言えばこんな感じなんだろうけれども、相変わらず、ぐちゃぐちゃのハチャメチャ・・・なのに、正統派貴族主義を貫く英国。
英国貴族の発祥は、盗人?だけれど、貴族になって、ノブレス・オブリージュ・・・高貴さは、義務を強制する・・・ってコトになっちゃって、地位・財産・権力・社会的地位の保持には、義務が伴う・・・ということを、信念にしているオックスフォード公爵が、老体?にムチうって、頑張る過激なストーリー展開なのであった。
こういうの大好き。
歴史上の人物てんこ盛り。
英国王ジョージ5世、ロシア皇帝ニコライ2世、ドイツ皇帝ヴェルヘルム2世、怪僧・ラスプーチン、レーニンそして、ヒトラー。
オックスフォード公爵対ラスプーチンの戦闘シーンは、前半の山場。
オックスフォード公爵とその有能の部下達の協力で、アーサー王と円卓の騎士達の活躍が、始まった・・・。
もともと魔術色の濃いKing’s Manであるから、ロシア帝国のラスプーチンとも好相性かも。
(私的には、ラスプーチンの暗殺指揮者:フィリックス・ユスポフ公爵も参戦して欲しかったな・・・女装癖だし、美男だし・・・コレを外すとちょっと残念的な?気もしていますが、まあ、別のお話か・・・)
超有能メイドさんのガラハット・ポリーは、凄いぞ。
お菓子作りが上手で、登場するお菓子は、全部食べてみたい(青酸カリ入りだけれど)し、ライフル撃たせりゃ、ゴルゴ13並みだし、暗号解読だって、やっちゃうし・・・。
・・・と言う訳で、エンターテイメント・スパイアクション映画・・・って、括りでいいかな?
続編があると嬉しいな・・・。