爽やかな秋の晴天。
引越し佳境?というか・・・居室の掃除などして、終日。
宵になって、ホーム・センターのある市内西側のショッピング・モールへ。
空には、くっきりとした彎月(わんげつ)。
半分に割れたような月。
母が居た頃。
こんな彎月が、空に浮かぶ時間には、母の待っている家に急いで、帰ろう・・・と心焦っていたけれど。
今では、待つ人も居ないし、追い出される身だから、何時に帰宅しようが、もう関係ないし・・・なんて、思ったら、急に心が軽くなって、少し冷たい秋の宵の風に吹かれて、ショッピング・モールを散歩・・・というか・・・いつも通らない道筋で、電飾に照らされた夜のメリー・ゴーランド。
ハロウィンのディスプレイ、やがて来るクリスマス・シーズンの先触れ。
深まり行く秋の宵風に吹かれて・・・なんだか、すごく自由になった気がした神無月下旬の日曜の夜。