雲多めで、やや風が冷たい。
ふと梅の香に誘われ、ベランダにでてみたら、見下ろした庭の白梅が、満開。
火曜日の深夜から、具合の悪かった家人であるが、昨日(水曜日)は、日中、起き出して、光合成(日光浴です)を、していたのだけれど、夕刻は、食欲もなく、床についていて、本日も、終日、床の中だった。
日中、布団の中でおとなしくしていることが出来ず、多少、具合が悪くても、起き出したりしているひとだったが、余程、具合が悪かったようだ。
それでも、昨日よりは、少し食べることが出来るようになり、お昼には、キャベツ、ジャガイモ、ニンジン、タマネギを軟らかく煮て、ミキサーにかけ、天日塩と洋風だしで調味したスープ、蜂蜜(マヌカハニー)、御茶などを摂り、夕刻まで、うとうとしていた。
夕方になって、白粥など炊き、カボチャとニンジンを蒸し、ミキサーにかけて、牛乳を加えて温め、簡易なポタージュなど供したが、最初は、食べなくないと言っていたけれど、目の前に出されると、食べたくなったといい、少量だけれど、食事は出来るようになったので、少し安心した。
食間に、漢方薬の人参湯を勧めて、通常の大人の量の半分を服用させている。体重が、30Kgを割ってしまっているので、大人の分量を飲ませるのは・・・。
それも、良く効いたようで、夕食後、よく眠って、午後10時過ぎに目をさまし、だいぶ、良くなって来たと言った。
家人には、漢方薬が、良く効くようだ(プラシーボ効果かも?しれないけれど)。
体力がなく、食欲不振、胃腸炎などに、人参湯は、よく効くようで、虚証体質のひとには、よい薬のようである。
私も、虚証であるけれど、人参湯を飲むと、胃腸が不調になる事があった。一時的なもので、服用をやめれば、よくなるのだけれど。
体質によって、効く効かないがあるのが、漢方の面白いところだな・・・と思っている。