くもりがちで、強風。
昨日、世界中で、オーロラが観測されたというニュース。
拙居住県内でも、観測の報告。
数十年前の朝の連ドラで、河合美智子扮する演歌歌手・オーロラ輝子っていたな。通天閣のオブジェ?を頭に乗っけてな・・・。
映画『南極物語』で、極寒の世界で、越冬を余儀なくされた犬達の物語で、オーロラの映像があったような???気がする(如何せん、かなり昔の記憶なので、記憶違いだったらすみません)。
太陽による磁気嵐によるものらしいが、天空に、赤・緑・紫・・・といった美しい色彩のカーテンがユラユラ・・・現れる。
太陽の光の色ということであれば、虹の色なんかも近しいかな・・・と思う。
こんなに美しいオーロラだけれど、イヤなことを思い出した。
愚弟とその妻が、欧州に新婚旅行に出かけ、飛行機内で、オーロラを観測できて、感動した旨の話をそれとなく横で聞いていただけのことなんだけれど。
アンカレッジ経由の極北廻のルートだと思う。
母が亡くなって、膨大な日常の記録などの処分に苦戦したこの2年半。
そのなかで、愚弟の結婚式、新婚旅行の費用などは、全て母が拠出したことを知った。
母は、嫁を嫌っていたけれど、表立って何か言うこともなく、我慢していたのだと思う。その不満は、何かにつけて、私に向かって来ていて、閉口したことも多かった。
たぶん・・・嫁は、結婚費用が母から捻出されたのだと知るまい(と思う)。全額、愚弟が拠出したことにしたのだろう・・・たぶん。
父の墓石を購入したときも、墓碑の裏には、母と愚弟建立となっているが、全額母持ちである。
まあ、そんなこんなで、家に係る出費は、全て母持ちで、新築するときも、殆ど母に借金したが、返済も殆どなかった・・・(と母がぼやいていた)。
家に関する費用以外にも、母が愚弟に貸したオカネは、数千万くらいになるだろうか。
晩年の母は、既に、もう諦めていて、弟一家4人分の光熱費、固定資産税、愚弟の健康保険税迄、支払っていて、さすがにどうか・・・と思うけれど、半ニート状態で、家族持ち・・・って或る意味、物凄いコトであるな・・・とヘンなふうに感心してしまったりもする。
とにかく、あの愚弟が、なんとか世間的にもなんとか体面を保てたのも、母のおかげである。
それなのに、喪主であるにも関わらず、葬儀費用は三十万円(戒名代に消えた)支払っただけだし、四十九日も、初盆も、一回忌も・・・費用は全て、私持ちで、挙句の果てに、三回忌には、参列さえしなかった。
ひと(母と私)から奪い取るばかりで、返そうという意志などさらさら持ち合わせていない。
そんなことを思い出して、綺麗なオーロラをみても、昔のことを思い出し、ムナクソであった。
実際に自分の目でみたことのないオーロラなのに、オーロラと言えば、愚弟夫妻思い出してしまう。
更に、欧州土産が・・・なんと、ショートパスタ1袋だったのは、呆れたのを通り越し、もう嗤うしかなかった・・・そのショートパスタには申し訳なかったのだけれど、賞味期限ギリギリ迄放置し、処分した(ご祝儀だって包んだのにな・・・)。
母にも、たぶんロクな土産ではなかったように思うけれど、何だったかは思い出せない。思い出してもまたムナクソだろうし。
新婚旅行から、数年を経て・・・。
母と愚弟の嫌う嫁に関して・・・更に嗤える話も書いておこう。
愚弟は、
『俺が、結婚の相談をしたとき、何で反対してくれなかったんだ。あんな嫁と結婚したのはあんた(母)のせいだ。』
と母に言ったそうだ。
母曰く・・・
『勝手に連れてきて、勝手に結婚したくせに、反対しなかった親が悪いって、どういうことだかわからない!』
自分の決断でさえ、自分の責任だと思わない、つくづく、腐った人間なんだな・・・と思った次第で。
こんなのを相手に日々暮らしている嫁には、もはや、その最強メンタルに敬意さえ感じるけどね(嫌味)。
美しいオーロラでも、電磁波障害など引き起こすらしく(オーロラは現象で、原因じゃないんだけどね)、世界の何かしらの変貌(良きにつけ、悪しきにつけ)の未来の予感でもあろうかな。
いつもの如く、オチのない駄文・・・。