よく晴れたものの最高気温10度に届かぬ冷たい風の強く吹く土曜日。
昨日(1日)。
公開初日の映画・パリピ孔明を鑑賞。
五丈原で、最後の時を迎えた諸葛孔明だったが、目覚めてみるとそこは、現代の渋谷だった。
騒音にまみれたクラブで、ここが地獄か・・・と思った彼だったが、ステージで歌う英子の歌に心を動かせる。
酔いつぶれた街路で、孔明は英子に助けられ、若返った姿になって渋谷の地に、甦った?事を知る。
そして、英子の軍師として歌手として売り出すことを決意する。
その奇抜な作戦は、かつての三国動乱の中で彼が編み出した兵法の進化形?であった。
三國志好きなら、特に愉しめる作品。
泣いて馬謖を切る、赤壁・・・と心理戦を得意とする孔明の奇策が、渋谷の街中で、炸裂。
前半の山場であるラップ対決に挑む孔明は、漢詩で応戦。
教養と蘊蓄てんこ盛り。
オチャラケたギャクの中にも知性の輝き。