早朝は、氷点下6度の厳しい冷え込みなれど、日中は、風もなくおだやかな週明け。
ぼんやりと外を眺めていたら、小さな小鳥が数羽、我が居室から、一番近しい(5m前後は、離れているけれど)橡の木の上で、飛んだり跳ねたりしていて、ハテ、あの小鳥は・・・と思い、双眼鏡をのぞいてみると・・・。
うぐいすあんぱんの・・・うぐいす餡の色をした『メジロ』だった。
目の周りの白いアイリングが、可愛い。
なにより、ウグイス色の羽に混じったレモンイエローの羽が、早春を思わせる。
メジロは、身体の色が、うぐいす餡の色だから、よく『ウグイス』と間違えられるようなのだけれど、うぐいす餡の色をしていれば、ウグイスと間違えるわな・・・と思ったりする。
実際、メジロを至近距離でみたのは、去年の春先のことで、日光市の入り口の山の中に在るカフェ(夏場は、カキ氷の有名店)で、ランチをしていたら、ガラス窓に激突して、パタリと地に落ちた・・・のを見たのが初めてで、このときは、やはりウグイスだと思った。
後で、調べてみると、ウグイスは、全くウグイス色をしておらず、スズメににたような茶色の羽毛の画像だった。
片手に乗るほど小さくて、可愛らしい鳥だったけれど、ガラス窓にぶつかって絶命した。
その鳥と同じ鳥が、至近距離で、遊んでいる。
ここに長いこと住んでいるけれど、キジ・オナガ・キジバトあたりは、よく見かけたけれど、アカゲラ、メジロ、フクロウなんてのは、最近になって、その存在を知るにあたり・・・。
きっと、見ていたんだ。もう何十年も私の近くに居たのに。
でも、気が付かなかった。
野鳥だけでもこんなに知らずに居たのに、昆虫なんてのは、もう想像もつかない。
春から秋には、ヤモリが、よく来てくれる。数年前なんて、ヤモリなんて見たこともなかった・・・近くに居たのに、知らなかった。
オオスズメバチも、アカホシゴマダラも・・・。
でもなぁ・・・軒下に巣をつくるキイロスズメバチとか、コガタスズメバチ・・・なんてのは、カンベンして欲しい。駆除費用が、バク大なのよ。