鼎子堂(Teishi-Do)

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小春日和には少し早いけれど?/占星術・土星回帰

2024-10-21 21:58:41 | 占術

今秋、一番の冷え込み。朝方の気温10度を割り込む。

日中は、薄曇りながら、穏やかな秋の日。

金木犀馥郁。

小春日和(・・・というにはまだ少し早いか・・・まだ晩秋ではないし)。

秋なのに、春っぽい。

こういう日は、好きだ。

旧居宅に居る頃を思い出して。母と三毛猫の居たあの縁側。

 

西洋占星術では、だいたい30年毎に、土星回帰(サターンリターン)というのがあって、生まれた星座に、土星が還ってくる・・・というもの。土星は、凶星だから、あまりうれしくないコトも起こりうる。

私の最初の土星回帰の年齢には、父が亡くなった。まだ63歳だったから、若いといえば若いうちに亡くなった感も強くて、亡くなる数年前までは、勤めていたから、葬儀が結構、大変だった記憶がある。

子どもの頃から、父よりも母の方が早く亡くなると信じていたので、父が母よりも早くに亡くなった事は、かなり意外ではあった。

亡くなる5年くらい前から、肺癌だったけれど、病院嫌いな父は、放置していて、結局、それが自らの命を縮めたことは否定できないだろう。

飲酒とタバコを止めることはなかった。

私の両親は、とにかく仲が悪くて(仲が悪いというより、母は、父に抵抗できなかった)、私の父が亡くなると、母は、タガが外れたように自由になった。自分の不安定な体調とバカ息子には、悩まされたけれど、それなりに、有意義な30年間の老後だったと思う(私が勝手に思っているだけだけれど)。

そして、私自身の2度目の土星回帰の年に、母が亡くなった。

土星回帰の年に、母が亡くなるのではないか・・・ということを、かなり意識していたのだけれども、土星回帰の年が過ぎても、何事もなかったので、まだもう少し頑張ってくれるかなとかなり安堵していたけれど、2021年の年が明けて、もうすぐ桜が咲いて、母の誕生日迄、1週間・・・という日の寒い朝に、ひとりでサッサと彼岸へ旅立ってしまった。

結構な不意打ち感もあって、現在に至る・・・。

 

私の次の土星回帰迄、私自身は、生存してはいないだろうな・・・なんてことを考えている。

 


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