穏やかな春の日曜日。
昨日は、夕方から相方と食事。
この3カ月、毎月訪れている相方の居住地である隣々市の某所・展望室にある和食料理店へ。
折しも・・・真東からのぼる少し底辺が欠けた月が、ちょうど真正面に見えるガラス越しのカウンター席。ここは、私達の指定席。
相方は、帰りのお支払のときに、翌月の予約をしてくれます。
このお店を訪れたのが今年の1月で、まさに満月の日。
あまり知られていないお店なので、お客さんもそれ程多くない。
それでも経営が成り立つのは、あるカラクリがあるからと、相方は、勝手に推定。
春の御膳らしく、菜の花、筍、お雛祭りをイメージした淡い3色のひしもちのような蒲鉾。
木の芽味噌、そら豆、桜の花びらの形のユリ根。
サバとサーモンの押し寿司などなど。
『はわ~~~っ(ため息)。美味しいねえ。月もいいねぇ。月に一度の贅沢だね~~~。』
最初に訪れた1月には、既に陽は落ち、夜景から始まる食事でしたが、さすがに3月。陽は沈んだものの、まだまだ夕方の薄明かりの中、次第に暗くなってゆく街並みを眺めながら、ノンアルコールビールで、乾杯。
『来月は、桜をみましょうかね。』
相方は、そう言いながら、桜井進先生の『感動する数学』の話や、映画の話など2時間半。
来店も3回目になるのを覚えてくれていたのかと料理長さん自らお見送りをしてくださいました。
帰りは、昼間の暖かさなど、みじんも感じられないくらいの寒さ。
さて。
お食事をする前に、訪れたところがあります。
やはり、相方の居住地にある観光?スポット・・・磨崖仏。巨大な観音さまのあるモト、採掘場あとの公園へ。
ここは、県内の小中学校でよく遠足に使われる場所でもあります。
(ひぇ~~~?何年振りだろう?)
観音様の後ろは、かなり傾斜のキツイ階段になっていて、そこから、展望できるのですが、そこを踏破?(そんな大げさなものでもないけれど)。
去年の伊香保といい・・・相方は、階段が好き???なようです。
それにつけても、昨日、偶然、数年ぶりに読んだ『般若心経』の本の冒頭。
観自在菩薩・・・。
そして今日・・・この観音様との思いがけない遭遇・・・一種のシンクロニシティでしょうか・・・?
南無観世音菩薩。