朝と夕刻に雨。終日の曇り空。
初冬の灰色の曇り空は、嫌いではない。
重たい雲の色を見ていると、やがて来る冬を思う。
冬は、夏程は、嫌いじゃない・・・のは、夏の方が、耐えきれないことが多いから。
そんな灰色の雲を眺めながら、珈琲を飲む。
400ccくらい淹れて、珈琲100ccに、メープルシロップをティースプーン2杯くらい、家人に供する。
コレだけでも、相当甘いと思うけれど、御茶を供すると家人曰く。
『肴(さかな)が欲しい。』
ここで言う肴とは、お茶請けのことで、甘い菓子などが、欲しいという意味。
今日の肴は、チョコレート。冬限定のメルティー・キッスというチョコレート。
『ああ、美味しい。』
珈琲とチョコレートで、家人一刻の幸せ・・・(なのかどうか?)
私は、昨日焼いたショートブレット1枚。
カロリーメイトのように長方形に焼いたものではなくて、ハイランダー風に、円形。直径が、5cmくらいで、案外、大きいから、1枚で、珈琲1杯半消費する。
お昼前の11頃食べて、夕刻迄は、殆ど、何も食べない。
初冬の空を眺めながら、バターたっぷりのショートブレット(家人は、バターが嫌いなので、食べない)と珈琲。
ほっとする時間だ・・・。
夏には、出来ない幸せだけれど、エアコンで、部屋をギンギンに冷やして、熱い珈琲や焙じ茶を飲むのも、結構、幸せなのかもしれない。
四季を問わず、部屋から、外を眺めながら、御茶を喫するのが、好きなんだ・・・(たぶん)。