8月の終わり・・・。
満月。湿気の多い夏の月。
ひかりは、強いのに、紗がかかったような春の朧月のようで。
地球と一番距離の近いスーパームーン、8月二度目のブルームーン。
今年の八月は、素麺と蕎麦、パスタ・・・といった麺類ばかり食べていたような気がする。
それから、タイカレー。
去年の8月は、ご飯を炊いて食べていたような記録もある。
麺類は、後片付けが、簡単で、食器も少なくて、鍋もほぼひとつくらい洗えばいいので、楽と言えば、楽。
パスタが多くなったのは、通販の半額セールで、生パスタを買ったので。
もちもちして美味しい。
タイカレーは、暑い時に、熱くて辛い料理は、食欲をそそる。
タイカレーペーストとか、具材を炒めて、スープを加えれば出来上がり。
茄子や鶏肉、ピーマン、マッシュルーム或いは椎茸の具材と生姜、ニンニクなど追加して、ご飯か、素麺と合わせてたべると、暑さで、弱体化した食欲が、戻って来て、夏を乗り切るのに、適した料理なんだと思う。
猛暑の日には、暑い国の料理を食べるのが正解なんだろう。
もっとも、茗荷・生姜・葱・大葉といった薬味とそして、細い極上の素麺を、茹で揚げ、丁寧に水洗いし、氷で締めて、上質な鰹節と昆布で、とっためんつゆで、サラリ・・・と食べるのも、また夏の楽しみでもあろうか・・・。
ああ、もうコレだけで・・・この冷たさと、出汁のうまみと、薬味の刺激・・・ほんと、他には何も要らない・・・とか思ってしまう。
(もっとも、コレだけだと栄養的にちょっと・・・なので・・・)
私は、ベトナムやタイ料理が、好きらしく、ココナッツミルクを使った料理も抵抗がない。
母の孫育児の友達だったタイの女性が、母に・・・と言って、グリーン・カレーを作って来てくれたことがあって、母は、もちろん、タイ料理は、食べられないので、私が代わりにいただいた。
やはり自国の料理には、日本人があまり使わないようなコブ蜜柑の葉っぱとか・・・?なかなかに辛く、そしてほのかに甘い。
ベトナムの辛くて酸っぱいトム・ヤム・クンも好きで、お米の粉の麺で、食べるスープは、美味しいと思う。
・・・それくらいしか知らないけれど、東京から離れたこの地でも、東南アジアの料理の食材を手に入れることができるようになったのは、ここ20年くらい?の間だろうか・・・???
それにつけても・・・。
60歳を過ぎて、タイ人の友達ができる母を、なんだか、尊敬してしまうかも・・・とか、思う。