鼎子堂(Teishi-Do)

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ひとの行く裏に道あり花の山

2016-06-24 22:32:48 | 社会・経済

昼頃、目覚めて、某・国営放送のお昼のニュースのトップは、英国のEU離脱問題の国民投票で、昨日までは、英国は、EUに残留・・・との見方が、強かったのに、フタを開けてみれば、離脱する・・・方向へ行くようだ・・・みたいな内容だった。

東京証券取引所での後場の取引は、日経平均株価が、前日終値より1283円下落して、15000円を割り込んだ。

この株価は、今年の2月12日につけた最安値14867円を、1円割り込む・・・という職人芸的な?価格だなあ・・・と思う。

東証株価を、誰か(誰だ?)が、意図的に操作しているのであれば、遊び心のあるヤツなのかもしれない。

最近、東証上場銘柄への資金の流入が減っているようで、3兆円を割っていたような記憶があるけれど、円が強くなるというか、ドルが弱くなったというか・・・手練れの外国人投資家さんが、東京市場を離れているのか・・・そのへんは、よくわからないけれど、マーケットは、あまり活気がなかったような気がしている

今回の英国EU離脱ショック・・・は、去年秋頃のチャイナ・ショック、その前の夏頃のギリシャ・ショックとは、少し、格が違う様な気がする。

ギリシャ・中国といったひとつの国ではなく、欧州全体の経済を、パニックに陥れるパワーの差なのだろうか?

少し遡れば、2013年5月23日に、1日の下落が、1459円という・・・(コレは、何ショックというのでしょうかね?)かなりな下落があったし、更に、2011年3月11日の東日本大震災のときは、地震当日こそ、124円の下落だったけれど、週明けの14日には、471円、その翌日には、1685円(最安値)があった(ざっと見た感じなんで、大マカな数字です)。
その前のリーマン・ショックだとか、ライヴドア・ショックなんてのは、チャートを観ることができないのだけれども、どのくらいだったんだろうか?

・・・1日で、1000円以上のボラティリティが、普通になってくるのだろうか?
これをピンチとみるか、チャンスとみるかは、ヒトそれぞれだろう。

カラ売りをしていれば、このうえもないビッグ・チャンスだったに違いない。

よくよく観察してみると、市場全体で、値を下げているのに、前日より挙げている銘柄もあった・・・。

5月末から6月初旬にかけて、ホルダーさんたちを、恐怖の6連日のS安磔刑地獄に陥れた医薬品バイオ関連株のアキュセラ・インクで、前日比93円高)。

上場間もない農業総合研究所(小売業)の逆行高のストップ高(前日比プラス700円)。

こちらも小売業の西松屋(前日比プラス5円)。

こういう相場で、買いで勝負できるひとは、凄いのかもしれない。


ひとの行く裏に道あり花の山、いずれをいくも散らぬ間に行け(千利休)



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