鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

『世界香水ガイド☆1437:L.トゥリン&T.サンチェス著』③

2009-02-15 21:02:11 | Weblog
昨日に引続き、暖かい休日。

日本人で、こういった本を出版するひと・・・いないかな・・・???
まるっきり、違う評価になるんじゃないかな・・・とも思うんですけどね。

日本人は、お風呂大好き!温泉大好き!!
欧米人は、あまりお風呂に入らないから、香水好き・・・っていうのは、何時頃(いつの時代)迄の認識なんでしょうか・・・今でもそうなの???
確かに、ラスベガスでの砂漠の気候では、お風呂に入らなくてもよさそうだったんですよね。
髪だって、全然、ベトつかなかったし(脂もの喰った割には・・・)、皮膚もサラサラだったので・・・。
外国のショップで、テストして気に入った香りを購入して、イザ、日本へ帰ったら、まるで、別物???と言っていい程、香り方にギャップがあったってお話もよく聞きますしね。
湿度とかの関係上、香り立ちが全く違ってしまうようなんで・・・。
外国で嗅いだときは、軽やかな香りだったのに、日本だとどんより重い感じだったりとか・・・。
やはり、その土地の風土みたいなものもあるんでしょう・・・香水にも・・・。

日本の会社では、オフィス用の香水の定番というものもありますしね。
大人しい感じのフローラル系とか・・・。
エレヴェータに乗り合わせたくない人は、明らかに、『キツイ』とか『濃厚』だとか表現される香水をつけているひとだしな・・・。

欧米では、どうなんでしょう?
オフィスでも過激な香りってOKなんですかね?

私は、所謂『低体温』なので、香水をつけても、あまり香りが立たない体質のようで、給湯室とかで、ポットのお湯を捨てたりするときに、熱い蒸気に曝されたりすれば、香りを意識したりすることがあるのだけれど。

つけたりするポイントも外れているのか、主にウエスト周辺に朝スプレーするだけだからかも・・・。
ウエストは、あまり香り過ぎないと言われているので、初めてチャレンジする香水をつけるときは、この辺からが、いいらしい・・・と何かで読んだような気がしていますが・・・。

顔や胸付近だと、モロに吸い込んで、酔ってしまうこともあるので、つけるポジションは、大切かも・・・。

同じ香りをずっと使っているため、鼻が麻痺して、香りを感じなくなってしまうってこともあるようです。
慣れてしまうと、つける量も多くなる・・・というお話も聞いておりますし・・・。
たまには、香りを変えるのも、香りの麻痺を防ぐとともに、リフレッシュするのにも、いい事でしょうね。
イメージ・チェンジにもなるし。


新しいお気入りの香水を発見したい方、この本を読んでから、買いにいっても遅くないと思いますよ。
参考になるかどうかは、別として・・・。

『世界香水ガイド☆1437:L.トゥリン&T.サンチェス著』②

2009-02-14 20:55:18 | Weblog
暖かい南風の吹く、休日。

やはり・・・香りは、主観的なものらしいです・・・。

この本を読みながら、以前から、気になっていたミニチュア・コロンを買ってみました。
メンズ香水ですが、ChanelのEgoist
以前、このEgoistの後に調香されたEgoist Platinumを気に入ってつけていたので、先発のEgoistの方はどうかな・・・と・・・。
Platinumは、二つ星(二つ星:香水ファンの間では、購入後数ヶ月で、期待はずれの匂いになる悪名高いフレグランス)という評価でした。
個別のコメントでは、『淋しげなフゼア』:シャネルにしては、ひどい出来で、悲しげな男の香り・・・だそうです。
・・・そうかなぁ・・・。あたしゃ・・・結構、好きですが・・・。

・・・で、本家・Egoistの方・・・これは、完璧に男性向けですね。因みにEgoistの方は、四つ星。
Woody調の甘さがあり過ぎ・・・。肉桂飴っぽい?香りだし・・・(こういう表現しかできないあたり、ど~のこ~のという資格は、ワタシには、ございませんが・・・)。
星四つだったんで、期待していたのだけれども・・・。
Platinumの方は、女性でもOK!だと思うけれども・・・(実際、つけていても違和感なかったしな・・・)。

さて、香水で、有名なのは、マリリン・モンローに愛されたChanel N°5でしょうか・・・所謂5番。
こちらもミニチュア壜が出ていたので、購入してみました。
『・・・そうですか・・・これが、かの有名な・・・。』
フローラルアルデヒドの傑作と言われておりますが、『世界香水ガイド』でも五つ星。
私的には、もっと派手で、ゴージャスな香りを想像していたせいか、随分と控えめな気がしています。
M.モンローは、コレ着て寝るのか・・・ワタシは、ダメだけど・・・香りが気になって眠れないよ・・・たぶん・・・。
同じN°5でも、オーデトワレ、パルファン、パヒュームでは、調香が違うみたいですよ・・・ただ、単に香料とアルコールの賦香率が違うだけかと思っておりましたが・・・。

やはり、外国の『匂いの帝王』と呼ばれる嗅覚研究者という肩書きの方々の著作であるし、柔かで控えめな香りの好きな日本人とは、感覚がまるで違うのでしょう。
時間によって変る香りの系統や、香りのベースを基準にして、不協和音にならない構造を嗅ぎ分け、分析した結果が、この一冊なんでしょうね・・・。
ブラックユーモア、ウィットにとんだ表現等、読み物としても充分面白いです。

わたしのように、グッチの『Envy(五つ星)』と、エスティ・ローダの『Pleasures(五つ星)』が、同じような匂いとしか感じられないような未熟で鈍感な嗅覚では、とても太刀打ちできない内容なんですがね・・・(これは、どっちも好きですが・・・)。
嗅覚も、お子ちゃま感覚なんでしょうね・・・きっと。

でも・・・ホントに、いい香りなんだろうか・・・五つ星にランクされたフレグランス達って・・・。

『世界香水ガイド☆1437:L.トゥリン&T.サンチェス著』

2009-02-13 20:58:28 | Weblog
この本の随分と挑発的な帯にコピー・・・
『お気に入りの香水は、五つ星(芳香)か一つ星(異臭)か・・・』

227社1437の香水を5段階評価でランキング・・・。

まずは、気になる結果発表・・・私の現在使っているパルファムは、五つ星☆☆☆☆☆・・・でしたが・・・・。

さすがに、1437本ってのは凄い数ですね・・・。知らないものばっかり・・・。

評価もかなり、辛辣で、一つ星にランクされた香水を作った調香師さんは、立ち直れないんじゃないかと思うくらい・・・手厳しい。

何で、これが五つ星(最高ランク)にランクされているのかな・・・と思えるものも在りましたよ。
ワタシの嗅覚が変なのかな・・・。

もともと、香りは、かなり主観的なもので、好きな香りでも、体調が悪かったり、機嫌?が悪いときなんか、別物じゃないかと思うことさえあるんですけどね・・・。
特に、女性の方は、そうなんじゃないでしょうか・・・。
だから、巷には、あれだけ、異臭と思われる香水が氾濫しているってのも、分かるような気もしますが・・・。

私は、かなり好き嫌いが激しいので、以前にも書きましたが、劇場で隣に座られた方の香りが好みに合わないともうダメ・・・ってことがあります。

これも電車でとなり合わせた方が纏っていらした香りですが、イタリアの有名な調香師のお作ですが、これが大嫌いで、窒息するかと思ったことも・・・。
何故、この嫌いな香水の名前を知っているかというと、どこかの通販の頒布会で、ミニチュアボトルを月一で、購入していた頃、この香水が届いて、これは、もう『悪臭だ』としか感じられなくて、人にあげてしまったという経緯があるから、覚えていた香りですが・・・(お好きな方、ごめんね)。こちらは、信じられないことに、星四つ(若者向の香水の魁で、清潔そのもの石鹸のような感じがひときわ残る)というものでした。
私は、気持ちが悪くなるばかりでした・・・。

・・・と言った具合に、まず、知っているものからパラパラめくって楽しめるのもこの本の特長です。

香水に関しては、かなり意固地なところがあるせいか、何十年と同じ香りとその系統のものしか使っておりません。
そのせいかと思いますが、この1437種という数があるのに、何故、お気に入りが、未だに、2本程度しか見つからないのか、不思議に思う今日この頃です。


face to ace Live at 目黒雅叙園 「雅如朧月」③余韻編

2009-02-12 20:54:22 | Weblog
暖かく春めいた一日。

一昨日から、Liveについて、あれこれ書いてまいりましたが、今回は、Liveの余韻編ということで・・・。
本日で、一応、ファイナルに・・・と思っています。

目黒は、今回で二度目。
初回は、2007年9月15日のブログにも書かせていただきましたが、Blues Alley Japanでの岡崎司さんのLiveで訪れて以来、2度目。
どちらも音楽絡みということもありますし、オトナっぽい落ち着いたいいところですね。
各国大使館や教会の多い、洗練された街というイメージも・・・。
今回も、前回も、周辺を少し歩くことになりましたが、緩やかな坂、勾配のキツイ坂・・・とアップダウンの起伏にとんだ地形のようで、高台に立つマンションや、住宅・・・住んでいらっしゃる方のステータスも高そうです。

今回のLiveのトークで、Ace清水さんが、行人坂について、お話されておりましたが、都内でも有数のきつい坂道とのことでしたので、どんな坂なんだろうか・・・と思っております。
あいにく、帰りは、暗くなっておりまして、行人坂が何処にあるのかわからず、往路(権之助坂)をだらだら上りながら(・・・いや・・下りか・・・?)目黒駅に到達した次第です。

私は、坂のある街には、住んだことがありませんが、坂のある街は、風情があって、一度住んでみたいなと思いながら、歩きました。

今回のLiveでは、曲のオーダーには、入っていなかったけれど、私はface to aceの曲の中で、坂道が、歌われている『桜』が、いま特に好きです。

♪つまづき坂 わけもなく急いでた・・・旋風に胸が、騒いで・・・。

春を先取りしたLiveだったので、『桜』聴きたかったな・・・。
でも『Has come』, 『flow』, 『ピュア』といった曲が聴けてよかったな・・。
雅叙園も、特に桜の季節は、綺麗だろうな・・・あの周辺の坂道にも桜あったかな・・・。

『風と貝がら』にも、

♪あの坂降りたら、海が近づくかな、歩いた距離だけ軽やかになれるかな・・・

夏の曲ですが、坂が歌われているし、Ace清水さんも坂道には、何か思いいれがあるのかもしれませんね・・・。


話は、変わりますが、目黒で、もうひとつ忘れてはいけないスポット『目黒寄生虫館』。
バスで前を通って以来、気になっているところですが、入場する勇気は、未だに持てません・・・。


face to ace Live at 目黒雅叙園 「雅如朧月」②

2009-02-11 20:54:38 | Weblog
風花の舞う寒い一日。
世間は、祝日ですが、今日は、お仕事・・・でも、電話も殆ど無くて、穏やかな一日。

 
昨日の続きです。

会場のガーデン・チャペルに案内されて、ほぼ、開演定刻・・・。
お客さんを見回してみると、大体20名くらい・・・。
こんなに、少人数なの・・・???。この2倍は、座れそうだけれども・・・といった感じ。

いつものように、face to ace のお二人が登場。

この人数で、テンションあがるんだろうか・・・と多少、不安にも・・・。

会場入りが、ぎりぎりになってしまったためなのか、それとも、最初から、その位置だったのか、私の座った座席は、右サイド通路側。
左サイドは、結構、隙間なくお客さんがいらっしゃったようですが、右サイドは、かなり余裕の空間・・・。
どういう配席だったのだろうかと疑問に思うも、ace清水さんが、
『そちらの隅のお客さん、遠慮なさらず中央へ』
と言ってくださったので、ひとつ中央よりの座席へ移動させていただく。
こんなに至近距離でステージに立つお二人を見たのは、初めて。
端っこにポツンとすわっていたため、目立ってしまっていたのか・・・何度か、目を合わせてくださったような・・・(・・・そんなことは、絶対にありません!!!気のせいです。ファンなんて、都合のいいように勝手に妄想していればいいのさ・・・)。
ちょっと嬉しかったです(・・・だから、気のせいだってば・・・!)。

曲のオーダーも、ガーデン・チャペルという場所柄か・・・比較的、静かな曲調のものが多かったようです。

1時間というLiveの時間もあっという間に過ぎて、終演後、お二人が、握手とお見送りをしてくださいました。

さて、この後、中華コースのお食事・・・。
実は、このまま、帰ってしまおうかな・・・とも思ったのですが、5階から1階へご案内していただいたので、抜け出るチャンスがありませんでした。
それでも、女性のお一人様参加が、半分くらいだったので、卓を囲んで、いろいろお話させていただきました。
初日は、参加人数6名様?だったとか、4万円のコースは、すぐ完売になってしまったとか・・・。

・・・この料金だったら、あと30分Liveを長くしていただいて、お食事なしの方がよかったと思います。少人数制の高額Liveってことで・・・。
でも、そうなると雅叙園さんの儲けなくなってしまうのか・・・。

雅叙園の中華コースを食べるのなら、銀座アスターで、冬の海の幸あんかけ土鍋やきめし2000円也の方が、わたしには、よかったかな・・・と、ふと思ってしまいました(雅叙園さんゴメンなさい)。


face to ace Live at 目黒雅叙園「雅如朧月」

2009-02-10 20:54:24 | Weblog
昨日は、目黒まで face to ace Live at 目黒雅叙園「雅如朧月」へいってまいりました。

・・・Live 1時間、チャイニーズレストランでのコース料理付き13,000円という内容でした・・・。
今回の7日間連続ライヴの中では、一番、料金設定の低いコース。

土日は、お料理の内容が変わって、5,000円高いコースと懐石料理で、記念撮影、face to aceのお二人とコミュニケーションの取れる少人数制の40,000円というコースの設定があったようです。

こういうイベントは、初めての参加で、当日、行こうか・・・止めようか・・・と実は、ぐずぐずと悩んでおりました。
どういうLiveイベントなのか、まるで想像がつかなかった訳で・・・。
しかも、一人参加だし、全く知らない方と(多分同席で)お食事ってのは、ワタシの性質上、大変、苦手なことのランキングの上位にランクされることなので、気が重い・・・。

減産で、平日なのに会社がお休みってことだったので、後先考えず、予約をいれてしまったものの・・・、
当日になって、どうも気が進まない・・・。
電車も通常運行だし、中止する理由もない・・・。

随分、日暮れが長くなったなぁ・・・などとぼんやり考えならが、目黒へと向いました。

平日の17:30という時間帯・・・。
目黒雅叙園は、閑散としていて・・・人がいない・・・。
ホントに、ここで、Liveがあるのか・・・とかなり不安になりましたね。

エントランスにいるベル・ガールさん(・・・という職制でいいのか・・・)に訪ねると、5階だというので、水の上に浮かぶ着物やら、廊下の絵やら、眺めながら、イヤという程、長い長い回廊を歩いて、ようやくエレヴェータを見つけ、5階にあがるも、ここもひとひとりいない・・・。
『ここじゃないのか・・・。』
この階は、結婚式場のお部屋がいくつもあるようで、ほんとに誰もいない・・・。

ようやく和服姿の雅叙園の従業員さんを見つけて、尋ねると、一階で受付しなければならいらしく、受付から、会場のガーデン・チャペルまで、ご案内いただいた・・・不慣れでごめん・・・。

とにかく広い敷地で、滝だの水だのが溢れている・・・たしか、夏には、蛍狩りを、やってたのもここだったかな・・・。

ほぼ、定刻。ようやく着席。
余裕を持たせてきたのに、広い建物の中で、右往左往してしまいました。

明日へ続きます。

バカと煙は・・・。

2009-02-08 20:59:51 | Weblog
よく晴れて、強風の一日

ワタシは、高いところが、結構、好きです。
高層ビルの展望レストランとか、展望台とかですね・・・。

俗にいう『バカと煙は、高いところへ・・・』ってやつの典型です。
山も好きですが、どちらかといえば、町並みが見える方が好きです。

マッチ箱のように見える車や、模型のようにみえる道路。
そんな光景が見下ろせる所が好きです。
遠くに、山並みとか、広がる海とか見えると最高ですね。

以前、渡米したときに、LosAngeles(日本語のカタカナ表記だと、ロサンゼルスになるのか・・・どのように表記したらいいのか、わからない・・・。天使たちの居ない街だと思っていたのですが、どうもそうではなさそうです・・・。LosとLessを勘違いしていたようで・・・。因みに、Losはスペイン語らしい・・・。そういえば、Las Vegasもスペイン語だそうで・・・)の空港で、トランジットのため、一時、着陸するさいに、ロスの町並みを、低空飛行で、見たときの綺麗さに感動しました。
整然と整えられた町並み・・・。
西海岸特有の富裕層のたくさんいる街なんだな・・・と思える程、綺麗に、綺麗に作ったジオラマのような街。


時期的には、丁度、今頃・・・。
沖縄へ向う飛行機の中から、みた富士山。
地上からみる富士山は、裾野が優美で、可愛い・・・という表現には、たどり着かないのですが、真上からみると雪に覆われて、まるで、プリンそのもの・・・。
白いから、バニラ系の味がするかな・・・なんて思わせるくらい可愛い富士山でしたね。
美味しそうでした・・・。

展望台から見る風景と飛行機からみる風景ってのは、視覚の角度が違うけれども、高いところからっていう点では、共通のものがありますかね。

『鳥』の視点。
鳥瞰図ですね・・・。
今度、生まれてこられるなら、鳥か天使がいいな・・・なんて・・・。

やはり、バカと煙は、高いところが好きなようです・・・。


無常のうた

2009-02-07 20:56:55 | Weblog
よく晴れて、午後から、強い風・・・。
先週の土曜日同様、今週も、枕から頭をあげることが出来ず、夕方まで、浅い眠りを繰り返している。

毎日、毎日、会社側の再編計画とやらに、伴ういろいろな発表に、驚きつづけて、いささか、食傷気味な毎日。
とにかく、進退だけは、はっきりしてほしいのに、保留されたまま・・・つまりは、どうなるかわからない・・・といった状態の中での仕事は、けっこう、身体に、こたえるね。

今週末から、通常のお休みに加えて、月曜日もお休み。
三連休ですわ・・・。

不況が、急激に訪れて、世間の風も相当冷たい・・・というニュースが流れている中で、いまひとつ、その厳しさを現実に受け止めることが、出来ないでいる・・・。

我が身だけはと・・・驚かず・・・
『無常のうた:天保十七年のシェイクスピア/井上ひさし・作詞』
・・・なんて、フレーズが、ふと・・・思い出されてしまう。
この歌は、以下のような一節。

友も敵も死に行けど、我が身の無常は、省みず。
老いも若きも先立てど、我が身だけはと、驚かず・・・。
人の命の儚さは、朝露よりも、はなはだし。
わずかに、昼前たおれども、夕刻までは、期しがたし・・・。


こんな詞だったと思うけれど、昼迄なんとか持ちこたえても、夕方には、どうなってるか分からない・・・ということか・・・。


・・・それなのに、この不景気に、いまひとつ、馴染めずいる・・・。


ラプソディ イン 醤油

2009-02-05 21:11:36 | Weblog
曇りがちな寒い一日。

景気後退で、減産。
残業も基本的に禁止で、
『明日できる仕事は、今日しないで、帰りましょう~。』
というお達しがありました・・・が、ワタシのメインの仕事は、会計処理・・・。
伝票を作成して、証憑を付けて、期限迄に提出しなければ、お支払いが出来ません・・・ってことなので、どうしても、月末・月初は、残業となります・・・が・・・やはり、今月は、数が減っている・・・。
(こんなもんだったっけ・・・???)なんて思いながら、やっぱり、世間には、冷たい風が吹いているようです・・・。

支払いは、少ないけれど、こういうときにこそ、栄養つけなくちゃ・・・ってことで、昨日は、少し豪華に、ひらめ握りいりのお寿司を、会社の前にスーパーにて購入。
お茶も買って、さて、
『いただきます・・・。』
と思ったのですが・・・ない・・・んです。
何故に~~~。
お醤油の小袋が、何処を探してもありません・・・。

おいおい・・。醤油なしで、どうやって寿司喰えってんだ・・・???

普通、あのプラスチックの容器に並べられたお寿司の横とか、ガリの隣とかに、ちょこんと、お醤油って入っていませんか・・・?
会社にお醤油は、あっただろうか・・・。
事務所を引っ越したばかりだし・・・。
給湯室を管理している隣の課の人は、知らない人ばかりだしな・・・。

仕方がない・・・このまま、喰うか・・・。

ああ・・・でも、この『ひらめ』の握りだけは、醤油たっぷし、つけて喰いたい・・・。でも無いものは、仕方がないよな。

醤油は、断念・・・。

シャリに、味が付いていて、思ったほど、食べ難くなかったのだけれど・・・。
ひとパック798円と結構、高かっただけに、ちょっと残念でした。

今日も、このスーパーに買出しに出たのですが、なんとこのスーパー・・・・お寿司の販売コーナーにまとめて、醤油の小袋が置いてあったのです・・・ご自由におとり下さい・・・とのことでした・・・。

でもさ・・・。普通、付いてるだろう・・・パックの中に・・・。



水くぐる衣③

2009-02-04 20:56:34 | Weblog
昨日とは、うって変わって、寒い立春。でも光は、春めいて・・・。

『水くぐる衣』・・・洗濯ネタですが、3回目。
家事仕事の中では、掃除よりも洗濯の方が、どちらかといえば好きです。
洗濯機に放り込んで、干すだけ・・・。
干している間は、それで、OK!ですが、乾いて取込んだ後が、ちょっと面倒か・・・。
畳んで仕舞って・・・と・・・。
それでも、綺麗に洗われた感じは、よいものですね。

最近、冬場の洗濯で、困っているのは、粉洗剤の溶け残りという現象。
・・・以前は、それ程では、なかったのにな・・・と思っていますが、どうでしょうか?
10年以上、使用していた洗濯機がついに、壊れ(床一面が水浸し状態)、買い換えたものの、新しい洗濯機は、洗いから脱水まで、45分もかかる、ちょっとのんびりさん・・・だったのです。
値段が、安かったしな・・・。

洗剤なのか、洗濯機なのか・・・水の冷たさによるところが、一番の要因なことは、明白なんですが。

特に、フリースとか厚手の綿素材に、溶け残って大きなダマになった洗剤が、ばっちり付着していて、それも、干すときは、寒いから、急いでいるせいか気付かず、外から取り入れて、畳んでいる時に発見!とか、そのときも見逃して、イザ、着て行こう・・・ってときに、
『なんだ!コレは・・・!!』
状態で、結局、もう一度、洗うはめになったりで・・・。

唯一の解決方法は、液体洗剤を使うことなんですが、液体洗剤は、液だれして、容器が、ベトベトになってしまったり、分量を計らず適当に入れると、使いすぎてしまったりと、コレは、コレで、結構、面倒なんだよね・・・。

先日、スーパーの中のクリーニング屋さんのポスターに
『ドライだけで、汗の汚れは、とれません。水洗いをご希望の方は、お申し付けください。』
というキャッチコピーを見たのですが、かなり驚きでした。
ドライクリーニングをすれば、全ての汚れは、落ちて、綺麗になるものだとばかり思っておりましたが・・・。
違うんだ・・・。

やはり、水をくぐらせないと、汚れは、落ちないものだと見える・・・。

とにかく、春になって、水温が上がるまでは、液体洗剤を使うことにしようと思っています。