病友の米ちゃんは一鉢のすずらんを大切に育て、年々増やしておられる。
すずらんが好きだから…、だけではない。
すずらんの根に毒があると知り、「一人娘に心配かけないように、そのときが来たら自死を選ぶの。 そのための毒草・すずらんを手近に置いているのよ」と話す。
悲しくも凛々しい、病者の予後に託す決意ではある。
すずらんの毒成分はコンバラマリン【convallamarin】やコンバラトキシン【co . . . 本文を読む
5月6日(水)
昨日から、終日の涙雨。 空の上、雲の上は、陽光燦々なのだけれど、ね!
昨夕は斎鳳閣でウチんちの二人の孫が、K子さんちの孫と仲良く遊んでくれて、助かった。
初めて会った3人。 始めに動いたのはK子さんちのKちゃんだ。
「Kちゃん。 じぃじに、なむぅ~」と言ってあげると、1歳10か月の幼児が、覚束なくも正座をし、小さな両手を合わせて辞儀をする。
「Kちゃん。 なんと、賢いね~! . . . 本文を読む
家族同様のお付き合いをしてきたK子さんのご主人が、卒然と逝かれた。
藤田保健衛生大学七栗サナトリウムの東口高志教授の外来で手厚い看護を受けて入院。
その後22日目の今日、膵臓がんの合併症などを併発。 幽冥境を異にされた。
同病院の村井美代ドクターに看取っていただき、ありがたいことであった。
病院からご遺体の帰られル頃を見計らい、雨の中、タクシーを飛ばし斎鳳閣に急ぐ。
同じ松阪出身の銀行マン。 . . . 本文を読む
老女の闘病日記・日に新た日に日に新たなり
人はなぜ、病むのか?人はなぜ生きるのか?なぜ、死ぬのか?