病友の米ちゃんは一鉢のすずらんを大切に育て、年々増やしておられる。
すずらんが好きだから…、だけではない。
すずらんの根に毒があると知り、「一人娘に心配かけないように、そのときが来たら自死を選ぶの。 そのための毒草・すずらんを手近に置いているのよ」と話す。
悲しくも凛々しい、病者の予後に託す決意ではある。
すずらんの毒成分はコンバラマリン【convallamarin】やコンバラトキシン【convallatoxin】と言い、ジギタリスやストロファンツスに含まれる強心配糖体(digitoxinやstrophanthin)と類似した構造をもち、中毒としては心血管系で不整脈や房室ブロックを誘発。 胃腸系では激しい嘔吐,中枢神経系では幻覚やめまい,精神錯乱などを発症するという。
死亡の原因は、心不全が主であるとも。
毒の主成分は水に溶けやすく、生けた花瓶の水でも危険だとされる。
一方、古くは【黄金の水】と珍重されるほどの高貴薬として、通風や心の病に、また、媚薬として、治療に用いられたとも記録に残る。
漢方では鈴蘭根として利尿剤・強心剤に利用されており、つまり毒と薬は、紙一重。
用量の違いなんでしょう、ね。
米ちゃん♪
そういうことなんですよ!
すずらんを薬に、長く長く生き延びてね!
庭のドイツすずらんが美しく咲き匂い、お仏壇と妙子ねえさんの仮仏壇にお供えをして、さくら@喜ぶ♪
すずらんの 花咲く朝は かなしけれ わが身ひとつの 春にしあらねば
すずらんが好きだから…、だけではない。
すずらんの根に毒があると知り、「一人娘に心配かけないように、そのときが来たら自死を選ぶの。 そのための毒草・すずらんを手近に置いているのよ」と話す。
悲しくも凛々しい、病者の予後に託す決意ではある。
すずらんの毒成分はコンバラマリン【convallamarin】やコンバラトキシン【convallatoxin】と言い、ジギタリスやストロファンツスに含まれる強心配糖体(digitoxinやstrophanthin)と類似した構造をもち、中毒としては心血管系で不整脈や房室ブロックを誘発。 胃腸系では激しい嘔吐,中枢神経系では幻覚やめまい,精神錯乱などを発症するという。
死亡の原因は、心不全が主であるとも。
毒の主成分は水に溶けやすく、生けた花瓶の水でも危険だとされる。
一方、古くは【黄金の水】と珍重されるほどの高貴薬として、通風や心の病に、また、媚薬として、治療に用いられたとも記録に残る。
漢方では鈴蘭根として利尿剤・強心剤に利用されており、つまり毒と薬は、紙一重。
用量の違いなんでしょう、ね。
米ちゃん♪
そういうことなんですよ!
すずらんを薬に、長く長く生き延びてね!
庭のドイツすずらんが美しく咲き匂い、お仏壇と妙子ねえさんの仮仏壇にお供えをして、さくら@喜ぶ♪
すずらんの 花咲く朝は かなしけれ わが身ひとつの 春にしあらねば
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます