11月3日(日・祝) 晴
昨夜、企画書の手直しが納得いかず、午前4時までパソコンの前に居た。
入浴して就寝、目覚めたら午前11時半で、長男からのメールが届いている。
「今日、明日はお天気良さそうで特に予定が無いので飾り付け出来ますが、いかがですか?」、「えっ、そんな嬉しい♪ ではでは、まずは午後にでも現場を見てくださいませ」
11月に入ると毎年、『金つなぎ逝者鎮魂・生者安寧 祈りの電飾』の飾りつけを始める。
今年で30回を迎える患者会活動の一環であるが、長く一人で取り付けて来たものの、10年ほど前に会の平井喜美子理事が「私たちにも手伝わせてください」と言ってくださったのをきっかけに、12月初頭の点灯式に合わせて最後の飾りけをしてくださることになった。
その後、なぜか2人の息子たちも、5年前から飾りつけと撤収の手伝いをしてくれるようになり、私は自分の老いの非力を自覚するようになったのだ。
▼後家の頑張り▼年寄りの冷や水▼年寄りの夜歩き▼老いの木登り▼老いの一徹…、いずれも大好きな言葉だけれど、今では70代にふさわしい。(83歳になって、そのような氣がしてきた)
80代の後家の頑張りなんて、痛ましくて滑稽であろう。(と思うようになった)
午後、長男が飄々と来て脚立に上り、電気バリカンの用意をして置いたのに目もくれず、大鋏で紅葉と金木犀の徒長枝をバッサバッサと剪定してくれた。
2階の窓から屋根に出て伐採するなんて荒業は、もはや私には叶わない。
蒼天に輝く太陽は、逝友からの贈り物。
心地よく手伝いが出来て幸せであった。
ご近所さんから、「婿ドノが1㍍50にも及ぶまぐろを釣ったので、お福分けに」と、切り分けたブロックを頂戴した。
併せて送信されてきた画像は、大間のまぐろもかくや!のでっかさで、圧倒された。
個人では解体できず専門業者さんにお願いしたら、「1万円かかったようです」って。
マグロに併せて、ママが材料を仕込んでくれたので、手巻き寿司の夕ご飯。
昨日の夜のもやしと酢橘のみぞれ汁(もやし、きくらげ、酢橘、大根おろし、ベーコン)をリメイクして酢橘を喜ばない孫たちのために酢橘を使わず少し酸味の勝った醤油ベースのスープを供し、お変わりされて、婆は喜ぶ。
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