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2月5日(日) 晴
穏やかな春の日差しがうれしい、安息日。
なれど、さくら♪の一日は、そうは参りませぬ。
大阪に出て、友人の車で朗読劇のスタジオまで送っていただく。
午後7時から9時まで、「朗読劇団舞ばっく」の初めての立稽古だ。
これまでの2週を金つなぎの会と枚方会の新年会で欠席しているので、勝手がすぐには呑み込めず、お若い方たちに助けられ、23歳のOL一年生役と83歳の老婆に挑戦する。
このギャップがたまらなく快感で、変身願望も満たされ、心ふくふく。
午後11時過ぎに名張に帰る。
ハードな一日なれど、し・あ・わ・せ♪
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東大阪で司馬遼太郎記念館の立派な看板を見つけ、すぐにでもお訪ねしたかったけれど、残念ながら次の予定に追われて断念する。
生前の司馬さんとご縁をいただくことはなかったけれど、その後、テレビ大阪の『広野光子の癒し最前線』で、お宅を取材させていただき、夫人の作家・福田みどりさんと長くお喋りして「みどり先生、少女趣味の一面もお持ちなのですね。 うふふ、私も、ですぅ」などと、話題が尽きなかった。
優しく思いやり深く、その日司馬さんのご霊前(お仏壇ではなかった!)には、いつものように焼き魚と具だくさんのお味噌汁、お漬物などご自分の食事と同じお膳が供えられ、まるで生きておられる方のことを語るように、等身大の司馬さんのエピソードを教えてくださった。
取材が夜になり(さくら的には、いつも時間を忘れるので)、辞する折に引き留められて、テレビクルーの皆さまと、出前の素うどんをご馳走になった。
ご自分も二人のお手伝いさんも、同じメニューであった。
掛け値なしに美味しいうどんであった。
みどり夫人のご逝去を知った折には、号泣してしまった。
南森町には午後6時半着となり、スタジオの隣のごはんやさんで鯖の煮付け、豚汁、茄子の小鉢の夕ご飯を、慌ただしくかき込んだ。
「あの日の司馬先生は、さんまの開きを召し上がっておられたっけ」
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