7月19日(日) 晴
天気予報では、前夜まで雨とのことであった。
「大丈夫、金つなぎはきっと晴れるよ!」
何の確信もなく、信じていた。 だって、これまでいつも、土砂降りの雨が、出発前にはからりと晴れ上がったり、蛍狩りの夜は、峠を越えたら名月が中天に笑顔を見せてくれたりして、病友がたはこのことを、【金晴れ♪】(金つなぎ晴れ)と表現される。
ほかにも、嘘のような本当の、奇跡に近い事象をいろいろ積み重ねて、「がんを明るく前向きに語る・金つなぎの会」は、25年の歳月を紡いできた。
そして、今日も朝から、快晴!
21人の参加申込者が、最終的に16人になり、大阪から、名張から松阪から、笑顔満載で集まって来られた・
日ごろから、金つなぎの会を理解して応援してくださっている田島和雄(田島麟芳)先生が、「僕も、会費を払って参加するよ」と、申し訳なくも有難い申し出を。
伴奏の磯輪雅楽之先生(生田流正派大師範)とご一緒に!
青山文芸社さんが、朝から届けてくださったカラー版のNewsと、さくらが6時半にやっと仕上げて、9時半になばりえに走り、印刷していただいたご挨拶版を折り、併せて封入する作業は、皆が一心不乱。
「おやつにしましょうか?」とさくらが言えば、「だめだめ、後回し!」と、タケウチ理事の檄が飛ぶ。
温浴療法のつどいと言いながら、温浴もおやつも、後回し。
でも、どなたも、自分だけ勝手に入浴されたり休憩されたりしないの。
おかげで時間内に、さしあたりの約500通が出来上がった。
ご時世とあって、屋外での詩吟大会開催となった。
猪の倉温泉の正面玄関を舞台に少し暑いけれど、程よい風が心地よく、先生の美声が朗々と響き渡る。
田島先生は、Net検索していただければ、より分かっていただけて有難いけれど、疫学学会の世界的学者にもかかわらず、私たちのような市井の者とも気軽にお付き合いくださる、Nice-Guy♪
磯輪先生の、コロコロ、コロシャンと流れるような琴の音にも癒され、有難くも免疫力横溢のひとときとなった。
金つなぎ名物、「みんなのために!」
マツオカさんがコロナ自粛の日々に、手づくりのポーチにキャンディを詰めて、恭子さんはドクダミのアルコール漬けをスプレー瓶に注入。 かゆみ、ただれその他皮膚疾患にとてもよく効くからって。 タカミさんからハート型のピンクチョコ、どなたかからナッツの小袋ほか。 さくらも高知墓参のお土産を少し。
オカダさんからの差し入れは、宮古島のマンゴー。
甘くクリィミィな味わいに、「美味・嬉し!」
なばりえから、駅で待つニシカワ君のところへ往復したり、Newsの構成を頼んだりして、朝からあちこち走り回ってくれたママに、「今夜は、ばぁばがごちそうするね♪」
約束したからには、眠くてもしんどくても果たさなくては!
午後6時半に名張駅に迎えに来てくれたママに、「ではでは、7時半にココスで会いましょう」と言い、自宅前で別れ、その足でベッドに直行したさくら。
なにしろ、今朝は6時半までNews制作にかかり、2時間足らずしか眠っていない。
「眠い!」
思う間もなく眠りに落ち、氣がついたら「お母さん!」と、ママの顔が大写し!
「やや、や、しまった!」
息子一家をロードサイドのレストランで待たせたまま50分近く。
ご馳走する側が平謝りするという、なんともシマらない一日の幕切れとはなった。
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