♪事故後丸一日経って、左の胸から左腕がしびれて来たよ

５月３日（金・祝）晴

憲法記念日なのに、国旗を掲げることも出来ず、ほとんどダイニング・ルームから出ることなく、ゆるゆると過ごす。
足が冷えて痛むので、病院からは「冷やしてください」と言われているけれど、足温器に入ったまま新聞を読んだりＰＣを開いたりする。

災難！
そこに行き合わせた、災難。
先方さんも、そこに来合わせた災難。

自分が被害者なのに、一つ間違えば命にかかわる事故であったのに、なぜか、相手の方を憎む気になれない、不思議。
Ｔさんが、正直な方だからかしら。
きっと、そうよ。



　　　　　　　　

午後、友人の香代子さんと紀子さんが来てくださった。
香代子さんが、冷湿布を張りかえてくださって、「このまま落ち着いてくれるといいのにね」と両手でさすってくださった。

紀子さんが、亡夫の遺影に深々と頭を下げ、「ほんまに、助けていただきましたなぁ。お父さん、ありがとうございます」と両手をつかれた。
その後ろ姿に、私も深々と頭を垂れた。

心の涙壺に、涙が溢れた。


　　　　　　　　　　

紀子さんは、ご自分も交通事故の後遺症で苦しんだ経験があり、名張市の交通相談を担当しておられたと聞いた。
連絡したら飛んで来てくださって、小半日を過ごし、帰りに中央公園の駐車場に立ち寄ってヘルメットと座席下のボックスから自賠責保険の証書を持って戻ってきてくださった。

夕ご飯も食べずに、午後８時!


　　　　　　　　　　

右側頭部、耳あてに出来た傷跡を見て、二人が絶句した。
光でハレーションを起こしている部分にも、ささくれた傷跡が残っているのだ。

もしや、頭の中で脳内出血の恐れも否定できない。
昨夜から服用を停めたけれど、さくらは日ごろ血液サラサラ効果のある薬を服用している!

今のところ、事故直後の方位取り違え症状（進行方向の誤認）と若干の言葉のもつれ、体と手指の震えがあったくらいで、一過性のものだと思うけれど…
７日に、市立病院の脳外科を受診させていただきましょう♪

それにしても。
よくぞ、命が有ったものですね!

ありがとうございます。
ありがとうございます。


　　　　　　　　

一人でいただくブランチは、アリものの鉄板焼き、筍の煮付け、かやくご飯等。
足が不自由でも、痛みがあっても、食事の手は抜かない。

早く治りたいから。
新たながんに攻撃されたくないから。