さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪余命半年だった私が、連日飛び回っている。 …なぜ?

2013年08月02日 09時58分25秒 | さくら的非日常の日々
8月2日(金) 晴

昨日は、朝の出がけに一天俄にかき曇り、篠つくような大雨に見舞われたため、出発を1時間遅らせて、奈良県文化会館に急いだ。

以前から、友人の香代子さんと約束がしてあった「夢コンサート」、昨年ご近所の友人がたに誘われるままに聴きに行ったこの催しで、小林旭さんの歌の上手さと、勝手に同年の誼みを感じたことから、今回の奈良行きとなったのだ。

がんを病み、夫を見送った18年半前から、【忘れる! 感謝する! 尽くす!】をモットーに、心の赴くままに生きてきた。
我が人生の、この、基本3原則は、その後の私の生き方を豊かなものにしてくれている。

10年前に、吉本晴彦マルビル・大阪第一ホテル社長(現:同社相談役)から贈られた珠玉の3原則。
…有難いなぁ。
ほんとうに、ありがとうございます~!

奈良・登大路。
この日も、艶やかな毛並みに雄々しい角を備えて、悠々と芝の若草を食んでいる。
懐かしの奈良♪
この街に、新婚の日から10年住み、育ててもらった…


       

コンサートが終わり、香代子さんとふたり、奈良駅近くの月日亭で早めの夕食、すこぶる美味♪
その後香代子さんと別れ、学園前に足を伸ばす。

学友の中川夫妻を訪ね、その後の闘病の様子をうかがいたくて。

21年前、さくらが病んだ重篤な多重がんに、多くの学友は「もう、ダメか」と案じてくださった。
その筆頭が中川夫妻で、お二人とも高校時代の学友同士。 度々見舞っていただき、ほんとうにありがたかった。

自分が辛い苦しい時に受けたご恩は、いくらお返ししてもまだ、足りない。
いま、病んでおられる紀生氏にさくらの出来ることは、ナニ?

…いつも、心のどこかに置いている。

1時間あまりお邪魔しているあいだに、「庭の紅梅が実を漬けたので摘み取って、おいしい梅酒が出来たから…」と振舞ってくださった。
今年、職場のあるオーストラリア・ブリスベーンでご結婚なされた長女の朋ちゃんが、彼と共に帰国して、摘み取ってくれたそうだ。

「こんなに力強いドリンク、どれほど抗がん効果があることでしょう!」

午後11時過ぎに、名張帰着。
中川夫妻のお見舞が出来て、本当に良かった!

さくらがこんなに元気に飛び回れるのは、ただひたすらに恃む【報恩・謝徳】。この4文字のおかげ♪

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